ヘラクレス・ウィクトール神殿

ヘラクレス・ウィクトール神殿(ラテン語: Aedes Hercules Victor)は、イタリア ローマのフォルム・ボアリウムにある古代ローマ時代に建てられた神殿。コリントスの戦いでアカイア同盟軍を破った共和政ローマの軍人ルキウス・ムンミウス・アカイクスにより[1]、紀元前2世紀に建てられたと言われている。

ヘラクレス・ウィクトール神殿
Aedes Hercules Victor
建設時期 紀元前2世紀
建設者 ルキウス・ムンミウス・アカイクス
建築様式 古代ローマの神殿
関連項目 ローマの古代遺跡一覧
の位置(ローマ内)

この円形神殿の直径は約14.8m、屋根を支えるコリント式円柱の高さは約10.66mである。現在は失われてしまっているが、かつてはこの円柱の上にアーキトレーブと屋根が乗っていた。屋根を支えていた円柱20本のうち19本は建築当初の物であり、建物中央部の円形の部屋(セラ)はトラバーチンと大理石によって建てられている。この神殿はローマに存在する最も古い大理石建築のうちの一つである。

1132年、この建物は教会に転換されサント・ステファーノ・アッレ・カロッツェ聖堂(Santo Stefano alle Carozze)と呼ばれるようになった。1475年には、祭壇のフレスコ画の製作やさらなる改修が行われた。床に埋め込まれた銘板はローマ教皇シクストゥス4世(在位 1471年 - 1484年)に捧げられたものである。17世紀には、サンタ・マリア・デル・ソーレ聖堂(Santa Maria del Sole)とされた。1935年、この建物は古代ローマの建築物と(考古学的に)再確認され、直近の改修は1996年のことである[2]。

ヘラクレスのブロンズ像

この神殿の場所より、2世紀に作られたヘラクレスのブロンズ像がシクストゥス4世の時代に発掘されており[3][4]、現在この像はカピトリーニ美術館に展示されている[5]。

参考文献

  1. For its dating, see Ziolkowski 1988, 314ff; Ziolkowski's argument for its dedicator and criticisms of other scholars' candidates: 316ff.
  2. See Alessandro Pergoli Campanelli, Restauro del cosiddetto Tempio di Vesta, in "AR", XXXV, 32, novembre-dicembre 2000, pp. 26-30.
  3. Samuel Ball Platner, A Topographical Dictionary of Ancient Rome, Aedes Herculis Victoris, London: Oxford University Press, 1929.
  4. Brigham Young University, Roger T. Macfarlane HeraclesApples AraMaxim
  5. Statue of Hercules in gilded bronze / Marcus Aurelius Exedra / Palazzo dei Conservatori Museum

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