ベルゴロド

ベルゴロドロシア語: Белгород)は、ドネツ川流域にあるロシアの都市でベルゴロド州の州都である。人口は約33万人(2021年)。モスクワから約580 km南、ウクライナの大都市ハルキウから約70 km北北東に位置する。ウクライナとロシアとの国境線からの距離は約30 kmである。高速道路M2が走る。

ベルゴロド
Белгород
ベルゴロドの市旗 ベルゴロドの市章
市旗 市章
位置
ロシア内のベルゴロド州の位置の位置図
ロシア内のベルゴロド州の位置
座標 : 北緯50度36分 東経36度36分
行政
ロシアの旗 ロシア
 連邦管区 中央連邦管区
 行政区画 ベルゴロド州の旗 ベルゴロド州
  ベルゴロド
地理
面積  
  市域 153.1 km2
標高 130 m
人口
人口 (2021年現在)
  市域 339,978人
  備考 [1]
その他
等時帯 モスクワ時間 (UTC+3)
郵便番号 308000–308036
市外局番 +7 4722
ナンバープレート 31
公式ウェブサイト : http://www.beladm.ru/

歴史

セルビアの首都・ベオグラードと同じで、語源的には「白い町」を意味する。この地が石灰岩が豊富であったのに由来する。

1237年バトゥの攻撃を受けたことから史書に初めて登場する。1596年クリミア・ハン国から国境を守るためにボリス・ゴドゥノフの命で要塞が作られて町が再建される。ロシアの領土が南に大きく拡大したために、要塞としての価値を失い、町はクルスクの管轄に移された。ポルタヴァの戦いピョートル1世がこの地を訪れ、竜騎兵の連隊が1917年まで駐屯した。

1941年ナチス・ドイツによって占領される。クルスクの戦いではベルゴロド郊外の村・プロホロフカで史上最大の戦車戦が行われた(プロホロフカの戦い)。その結果、1943年、ベルゴロドは解放された。

2022年4月1日早朝、市内の燃料貯蔵施設で大規模な爆発、火災が発生した。火事の発生を受けて、州知事はソーシャルアプリを通じて(2022年ロシアのウクライナ侵攻を通じて交戦中の)ウクライナ側の攻撃のせいだと主張した[2]。さらに同年7月3日早朝、市内で大規模な爆発が相次いで発生。集合住宅11棟と民家39棟が被害を受け、少なくとも3人が死亡、4人が負傷した。州知事はウクライナ軍による攻撃かどうかの明言は控えた[3]

2023年4月20日、ロシア軍機がベルゴロド上空を飛行中に「航空用弾薬の緊急投下」に迫られ爆弾を投下、市中心部で大規模な爆発が起こり住民2人が重軽傷を負った[4]。また、同年6月9日には、市内のオフィスビルに小型ドローンが落下する事件が発生した[5]2024年1月5日には、ウクライナの砲撃が一晩中続き負傷者が出るなどの被害も生じたことから、市当局は不安を抱いている住民を疎開させる方針を発表した[6]

姉妹都市

著名な出身者

脚注

  1. city population”. 2023年5月8日閲覧。
  2. ロシアの燃料貯蔵施設で火災、「ウクライナ軍ヘリが攻撃」と州知事主張”. CNN (2022年4月1日). 2022年4月1日閲覧。
  3. ロシア南西部で「大規模爆発」、3人死亡 ウクライナ国境近く”. AFP (2022年7月3日). 2022年7月3日閲覧。
  4. ロシア軍機がロシアの都市に弾薬投下、大きな爆発 国営通信”. CNN (2023年4月21日). 2023年4月21日閲覧。
  5. ロシア西部3都市でドローン攻撃、ボロネジ州非常事態宣言 ウクライナ国境近く”. ロイター (2023年6月10日). 2023年6月10日閲覧。
  6. ロシア西部主要都市、不安抱く住民を疎開へ ウクライナの砲撃受け”. AFP (2024年1月6日). 2024年1月14日閲覧。

外部リンク

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