ペーター・ホフマン
人物
チェコ(当時ナチス・ドイツの保護領)のマリエンバートに生まれる。1972年にリューベック市立歌劇場で『魔笛』のタミーノ役でデビュー。1976年にはバイロイト音楽祭にデビューし、その後ヴァーグナー作品の諸役を歌って高く評価され、カラヤンの指揮する『パルジファル』のCDでタイトル・ロールを歌う等、ルネ・コロ、ジークフリート・イェルザレムとともに、20世紀終盤を代表するヘルデンテノールとして活躍する。
1980年代からは少年時代から好きであったロックのCDも出し、大いに人気を博したが、1980年代の終盤頃からしばしばその歌唱は不調に見舞われ、不安定なものとなることがあり、評論家たちは「ロックを歌って発声を崩した」と批判した。なかには「堕ちたヘルデン・テノール」と呼んだ者もいたが、のちにパーキンソン病であったことが判明し、歌唱の不調もこの病によるものであったと考えられている。
脚注
This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.