ボウモア

ボウモア: Bowmore [boʊˈmɔː][4])は、スコットランドの西の海、アイリッシュ海に連なるヘブリディーズ諸島のひとつ、アイラ島にある村である。同島の行政上の中心地として機能する。その名は同島の著名なシングルモルト・ウイスキー蒸留所であるボウモア蒸留所にとられ、同蒸留所で製造されるスコッチ・ウイスキーの銘柄の名前にもなっている。Bowmoreはゲール語のBogh Mòr「大きな湾」に由来する。

ボウモア

ボウモア円形教会
ボウモアの位置(アーガイル・アンド・ビュート内)
ボウモア
ボウモア
アーガイル・アンド・ビュートにおけるボウモアの位置
人口862人 [2] (2001 census)
est. 860[3] (2006)
英式座標
NR310598
教区
  • キラロウ・アンド・キルメニー(Killarow and Kilmeny)
カウンシル・エリア
レフテナンシー・エリア
  • アーガイル・アンド・ビュート
構成国スコットランドの旗 スコットランド
イギリスの旗 イギリス
郵便地域ISLE OF ISLAY
郵便番号PA43
市外局番01496
警察スコットランド
消防スコットランド
救急医療スコットランド
欧州議会スコットランド
英国議会
スコットランド議会

歴史

ボウモアの円形教会(中央奥)と町並み

ボウモアは、大通りが碁盤の目状となるように計画された村である。 1770年、ダニエル・キャンベルによって村の建設が開始された。それは、キラロウ教区教会(en:Kilarrow Parish Church)が完成(1767年)した直後のことであった。(キラロウ教区教会は、珍しい円筒状の建物。「悪魔が隠れる角をなくす」という目的でユニークな形状となった。通称 The Round Church(円形教会)と呼ばれる。)

1779年ボウモア蒸留所が、島の中央部・インダール入江(en:Loch Indaal)に面した場所で操業を開始した。ボウモア蒸留所の隣には熟成庫があったが、今はスポーツジムを併設した室内水泳場(McTaggart Pool and Leisure Centre)に転用され、蒸留所の排熱はスイミングプールの水を温めるために二次利用されている。

第二次世界大戦中のボウモア

第二次世界大戦中は、ボウモアにイギリス空軍の水上飛行機の基地が置かれ、飛行艇ショート サンダーランドPBY(カタリナ)がインダール湾を中心に運用された。戦時中の記録映画Coastal Command」はボウモアで撮影され、ボウモアの目抜き通りとキラロワ教区教会の上を低空飛行するサンダーランドの姿がとらえられている。

施設

ボウモアにはいくつかのホテル、レストラン、店舗及び病院、小学校、高校があり、コミュニティ新聞であるThe Ileach(イーラハ)の拠点でもある。また、ゲール語アイラ島の文化遺産を振興する目的で、文化センターとカレッジを兼ねる複合文化施設Ionad Chaluim Chille Ile (アイラコルンバセンター)が設立されている。

著名人

  • The Rev Donald Caskie(ドナルド・カスキー師)
第二次世界大戦下のフランスにおける英雄的行為により、「Tartan Pimpernel(タータン紅はこべ)」 として知られる聖職者。スコットランド教会に、ナチスに追われた亡命者を助けることを働きかけ、自らが その任務に就いた。おびただしい数の亡命者を安全に英国へと運ぶことに成功。命がけで多くの人を救った。
  • Glenn Campbell(グレン・キャンベル)
BBCスコットランドの政治特派員として、テレビにレギュラー出演する。

脚注

  1. Gaelic Place-Names of Scotland database”. Ainmean-Àite na h-Alba. 2013年3月22日閲覧。
  2. Comparative Population Profile: Bowmore Locality”. Scotland's Census Results Online (2001年4月29日). 2008年8月31日閲覧。
  3. Table 1: Mid-2006 Population Estimates – Settlements in alphabetical order”. General Register Office for Scotland. 2008年12月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年9月1日閲覧。
  4. Whisky”. Isle of Islay Scotland. 2022年12月6日閲覧。

関連項目

外部リンク

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