マルコム・ツニャカオ

マルコム・ツニャカオMalcolm Tuñacao1977年12月8日 - )は、フィリピンプロボクサーセブ州マンダウエ出身。元WBC世界フライ級王者。第38代・第41代OPBF東洋太平洋バンタム級王者。スタイルはサウスポー。2010年より真正ボクシングジム所属。

マルコム・ツニャカオ
基本情報
本名 Malcolm Alindajao Tuñacao
通称 イーグル・アイ
階級 バンタム級
身長 167cm
リーチ 170cm
国籍 フィリピンの旗 フィリピン
誕生日 (1977-12-08) 1977年12月8日(46歳)
出身地 セブ州マンダウエ
スタイル サウスポー
プロボクシング戦績
総試合数 41
勝ち 35
KO勝ち 20
敗け 3
引き分け 3

実兄であるノエル・ツニャカオも元ボクサーで井岡弘樹が持つ世界王座挑戦やイヴァン・カルデロンと対戦した経歴を持つ。

来歴

1998年8月1日、プロデビューし2回TKOで勝利した。

1999年9月25日、フィリピンセブ州タリサイでフィリピンGABフライ級王者リオ・スマンポンと対戦し、3-0の判定勝ちで王座を獲得、同王座は1度防衛。

2000年5月19日、タイウドーンターニー県のスリムナン・アウトドア・アリーナでWBC世界フライ級王者メッドグン・3Kバッテリーと対戦し、7回1分53秒TKO勝ちを収め、王座獲得に成功した。

2000年8月20日、両国国技館セレス小林と対戦し、1-1(115-113、113-113、112-115)の判定で引分。引分ながら初防衛に成功した。

2001年3月2日、タイ・ピチット県ポンサクレック・ウォンジョンカムと対戦し、プロ初敗戦となる1回2分42秒TKO負けを喫し、2度目の防衛に失敗、王座から陥落した。

2001年7月28日、フィリピン・パラニャーケのパラニャーケ空港カジノ内にあるPAGCORグランドシアターでWBCインターナショナルフライ級王者ランディ・マングバットと対戦し、4回に偶然のバッティングによる負傷でツニャカオの試合続行が不可能となった為、負傷判定引き分けで王座獲得に失敗した。

2002年11月18日、福岡県北九州市の小倉井筒屋パステルホールで仁木一嘉と対戦し、3回2分19秒TKO勝ちを収めた。

2003年9月26日、リンゴ・ジャガーとWBCインターナショナルスーパーフライ級王座決定戦で対戦し、5回KO勝ちを収め、王座を獲得した。

2005年2月14日、後楽園ホール姫野崇史と対戦し、9回2分43秒TKO勝ちを収めた。

2005年7月18日、大阪市中央体育館日高良市と対戦し、7回1分18秒TKO勝ちを収めた。

2005年11月19日、後楽園ホールでOPBF東洋太平洋バンタム級王者クマントーン・ポープルムカモンと対戦し、3-0(118-111、119-109、120-109)の判定勝ちを収め、王座を獲得した。

2006年2月5日、名古屋国際会議場大場浩平と対戦し、1-1(115-114、115-115、113-115)の判定で引分。引分ながら初防衛に成功した。

2006年5月6日、後楽園ホールで木嶋安雄と対戦し、11回2分4秒TKO勝ちを収め、2度目の防衛に成功した。

2007年1月13日、後楽園ホールでロリー松下と対戦し、10回終了時、0-2(94-97、95-97、95-95)の負傷判定負けを喫し、3度目の防衛に失敗、王座から陥落した。

2008年9月20日、フィリピン・セブ州・マンダウエモニコ・ローレンテとフィリピンGABバンタム級王座決定戦を行い、2-1(115-112、115-113、113-114)の判定勝ちで王座を獲得し、フィリピンGAB2階級制覇を達成した。

2009年7月14日、ワールド記念ホールで行われたダブルタイトルマッチの前座として難波拓人と8回戦を行い、3-0(80-72、79-74、79-75)の判定勝ちを収めた[1]。この後、長谷川穂積のスパーリングパートナーを務めた縁で真正ジムに移籍。

2010年2月6日、韓国聞慶市で空位のOPBF東洋太平洋バンタム級王座を同級1位として、同級2位の蔡昇錫と争い、2-1(114-115、115-114、115-114)の判定勝ちを収め、2年1か月ぶりに同王座に返り咲いた[2]

2010年7月11日、名古屋国際会議場に於いて、約4年前に引き分けた大場浩平と2月に返り咲いたOPBF王座の初防衛戦を行い、3-0(116-112、116-112、116-112)の判定勝ちを収め、初防衛に成功した[3]

2010年11月2日、神戸文化ホールで2度の世界挑戦経験を持つ本田秀伸と対戦し、5回1分28秒TKO勝ちを収め、2度目の防衛に成功した[4]

2011年2月5日、元日本スーパーフライ級王者中広大悟と対戦し、序盤から優勢に試合を進めて6回TKO勝ちを収めて3度目の防衛に成功した[5]

2011年6月、OPBF東洋太平洋バンタム級王座を返上。

2011年10月22日、神戸市立中央体育館でチャトラペッチ・シットモーセン(タイ)と対戦し、試合は終始ツニャカオのワンマンショーで4回TKO勝利[6]

2012年3月4日、神戸市立中央体育館で竹本裕規(ハラダ)と対戦し、王座返り咲きを狙うツニャカオが試合を圧倒し4回1分29秒TKO勝ち[7]

2012年9月15日、愛知県の名古屋国際会議場で54.5kg契約,8回戦をモービル・マーチン(中日)と行い、3回に2度、ダウンを奪い3者ともに5ポイント差が付く(78-73×3)の大差判定勝利[8]

2012年12月22日、神戸市立中央体育館に於いて長谷川穂積の前座で山中慎介と対戦経験があるクリスチャン・エスキベル(メキシコ)とWBC世界バンタム級挑戦者決定戦を行った。山中が観戦する中、序盤から相手をコントロールし、7R TKOにて勝利。山中への挑戦権を獲得した[9]

2013年4月8日、両国国技館にてWBC世界バンタム級王者山中慎介と対戦し、3回に2度ダウンを喫し、6回には山中の左で右目尻をカットし、12回に3度目のダウンを喫し、反撃する為に立ちあがったが、12回1分57秒レフリーストップによるTKO負けを喫し2階級制覇に失敗した[10]

2015年9月16日、フィリピンで同棲中の女にで切りつけられ意識不明の状態で集中治療室に担ぎ込まれた。ツニャカオが別の女と浮気をしていたことが発覚し喧嘩になった後、早朝にツニャカオの寝込みを襲ったして、女は殺人未遂容疑で逮捕された[11][12][13]

2021年2月現在、兵庫県神戸市に住み、ゴミ収集員としてセカンドキャリアを送っていることがフィリピンのメディアで報じられた[14]

獲得タイトル

  • フィリピンGABフライ級王座(防衛1)
  • WBC世界フライ級王座(防衛1)
  • WBCインターナショナルスーパーフライ級王座(防衛0)
  • 第38代OPBF東洋太平洋バンタム級王座(防衛2)
  • フィリピンGABバンタム級王座(防衛0)
  • 第41代OPBF東洋太平洋バンタム級王座(防衛3=返上)

脚注

  1. ツニャカオ判定勝ち 14日神戸の前座 ボクシングニュース「Box-on!」 2009年7月15日
  2. ツニャカオ王座復活 サーシャ返上の東洋バンタム級戦 ボクシングニュース「Box-on!」 2010年2月7日
  3. 大場敗れ初黒星=OPBFバンタム級 時事ドットコム 2010年7月11日
  4. 元世界王者ツニャカオがTKO防衛 デイリースポーツ 2010年11月2日
  5. ツニャカオ、中広の挑戦撃退V3 OPBFバンタム級戦 ボクシングニュース「Box-on!」 2011年2月5日
  6. ツニャカオ強し「亀田とやりたい!」 ボクシングニュース「Box-on!」 2011年10月22日
  7. 赤穂、敵地で2-0判定V2 ツニャカオはTKO勝ち!」 ボクシングニュース「Box-on!」 2012年3月4日
  8. 世界2位ツニャカオ勝利 ボクシングニュース「Box-on!」 2012年9月18日
  9. 山中の相手はツニャカオ/ボクシング 日刊スポーツ 2012年12月22日
  10. 【BOX】山中、最終ラウンドでツニャカオを沈めV3 スポーツ報知 2013年4月8日
  11. Boxing champ Tunacao stabbed 'many times' in domestic dispute – police”. rappler.com (2015年9月16日). 2016年1月11日閲覧。
  12. Former boxing champ Malcolm Tunacao now 'stable' after surgery”. rappler.com (2015年9月17日). 2016年1月11日閲覧。
  13. 24Oras: Dating boxing champ na si Malcolm "Eagle Eye" Tuñacao, tinaga sa ulo ng kinakasama”. GMA NEWS 公式YOUTUBE (2015年9月17日). 2016年1月11日閲覧。
  14. 山中慎介にも挑戦 日本でゴミ収集員になった元世界王者に海外注目「同情はいらない」”. THE ANSWER. 2021年2月6日閲覧。

関連項目

外部リンク

前王者
メッドグン・3Kバッテリー
WBC世界フライ級王者

2000年5月19日 - 2001年3月2日

次王者
ポンサクレック・ウォンジョンカム
前王者
クマントーン・ポープルムカモン
第38代OPBF東洋太平洋バンタム級王者

2005年11月19日 - 2007年1月13日

次王者
ロリー松下
空位
前タイトル保持者
サーシャ・バクティン
第41代OPBF東洋太平洋バンタム級王者

2010年2月6日 - 2011年6月(返上)

空位
次タイトル獲得者
ロリー松下
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