ミケーレ・マスチッティ
生涯
ヴィッラ・サンタ・マリーア出身。叔父で作曲家のピエトロ・マルキテッリから教育を受け、ナポリの宮廷楽団やサン・バルトロメオ劇場でヴァイオリニストとして活動した[注釈 2]。その後イタリア、オランダ、ドイツの各地を旅し、ピエトロ・オットボーニ枢機卿やバイエルン選帝侯マクシミリアン2世エマヌエルの庇護を得た。最終的に1704年からパリに定住し、1739年にフランスに帰化して名をフランス風にミシェルと改めた。フランスではオルレアン公フィリップの支援で、ヴェルサイユ宮殿で演奏活動を行った。
出版された作品はすべてフランス時代のものである。作風はイタリア風とフランス風の要素を融合したもので、豊かなハーモニーが特徴である。
作品
- 6つのヴァイオリン・ソナタと6つのトリオ・ソナタ Op.1(1704)
- 15のヴァイオリンと通奏低音のための室内ソナタ Op.2(1706)
- 8つのヴァイオリン・ソナタと6つのトリオ・ソナタ Op.4(1711)
- 12のソナタ Op.5(1714)
- 15のヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ Op.6(1722)
- 12のヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ Op.8(1731)
- 12のヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ Op.9(1738)
脚注
注釈
- イタリア語では、綴り「sci」は「スチ」ではなく「シ」と発音される[1]ので、「Mascitti」の発音は「マシッティ」が近い。
- アルカンジェロ・コレッリに師事したという説もある。
外部リンク
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