メリーさんの電話
概要
ある少女が引越しの際、古くなった外国製の人形、「メリー」を捨てていく。
その夜、少女に電話がかかってくる。その内容は以下のようなもの。
「あたしメリーさん。今ゴミ捨て場にいるの…」
少女が恐ろしくなって電話を切ってもすぐまたかかってくる。
「あたしメリーさん。今タバコ屋さんの角にいるの…」
そしてついに「あたしメリーさん。今あなたの家の前にいるの」という電話が。
怖くなった少女は思い切って玄関のドアを開けたが、誰もいない。やはり誰かのいたずらかとホッと胸を撫で下ろした直後、またもや電話が…
「あたしメリーさん。今 あなたの後ろにいるの」
類話
その後どうなったかを語らず、「あなたの後ろにいるの」で締め、「余韻の恐怖」を演出するのが基本形であるが、派生として以下のようなパターンもある。
元ネタらしきもの
- 捨てた日本人形がいつの間にか家や部屋に戻ってくる話
- 死んだ恋人や知らない人(幽霊)が公衆電話から電話をかけてきて、だんだん家に近づいて来る話。最後に家にたどり着いてインターフォンを鳴らす。
- リカちゃん電話というサービスがあり、リカちゃん電話に電話をかけるとテープが流れてリカちゃんの声が聞ける。そのリカちゃんから電話がかかって来るという怖い噂があった。この噂に上記二つの噂の要素が加わったのち、商標権を気にした人達がリカちゃん人形をメリーさん人形に変更したらしい。
- 「指輪」というスペインの昔話。ある男が骸骨の指に付いていた指輪を持ち去り家に帰ったが、その骸骨が家まで追ってくる。その際、怪談のメリーさんと同じように段々と近づいて来る描写となっている。時代的に電話は出てこないものの、基本的な構成としてはほぼ同じと考えられる(東京こども図書館編『おはなしのろうそく』27巻に収録)。
映画
| メリーさんの電話 | |
|---|---|
| 監督 | 三原光尋 |
| 脚本 | 三原光尋 |
| 製作 |
三宅容介 佐伯寛之 |
| 出演者 |
紗綾 菊地あやか |
| 音楽 | 遠藤浩二 |
| 主題歌 | Lay「RED」 |
| 撮影 | 西村博光 |
| 編集 | 佐藤崇 |
| 製作会社 |
ポニーキャニオン アールグレイフィルム |
| 公開 |
|
| 上映時間 | 62分 |
| 製作国 |
|
| 言語 | 日本語 |
2011年2月12日に公開された。監督は三原光尋。主演は紗綾と菊地あやか。
あらすじ
女子高の空手部に所属している美奈子と真由子、そして他の部員達は強化合宿の為に山奥の合宿施設へと向かった。
合宿の終盤、部員の一人沙織が突然発狂してしまう。その事件を境に一人また一人と消えて行く部員達。
美奈子は原因を探るべく30年前に起きたというある事件の謎を調べ始めた。すると圏外のはずの美奈子の携帯電話が突然鳴り響く。
電話に出た美奈子に受話器の向こうから
「もしもし、あたしメリー、今、向かってる」
と少女の声が聞こえて来る。
キャスト
脚注
- 松山ひろし 『3本足のリカちゃん人形―真夜中の都市伝説』 イースト・プレス、2003年、84-87頁。
- 木原浩勝・岡島正晃・市ヶ谷ハジメ 『都市の穴』 双葉社〈双葉文庫〉、2003年、218-219頁。
外部リンク
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