メロウェダム

メロウェダムアラビア語: سد مروي, 英語: Merowe Dam)とは、スーダン国内のナイル川にある水力発電ダム白ナイル川青ナイル川の合流点であるハルツームから北に350 km離れたメロウェにあり、1,250メガワットの発電能力を保持する。

メロウェダム
سد مروي
Merowe Dam
所在地スーダンの旗 スーダンメロウェ
座標北緯18度40分08秒 東経32度03分01秒
現況運用中
着工2004年
竣工2009年3月3日
建設費12億
ダム
河川ナイル川
堤高67 m (220 ft)
堤頂長9 km (5.6 mi)
貯水池
ダム湖メロウェ貯水池
総貯水容量12.5 km3 (10,100,000 acre⋅ft)
発電所
タービン数10 × 125 MW (168,000 hp) フランシス型[1]
定格出力1,250 MW (1,680,000 hp)
正味年間発電量5.5 TWh (20 PJ)
ウェブサイト
http://www.merowedam.gov.sd/

概要

英埃領スーダンモハメド・アン=ヌメイリの時代にも何度か計画されるも、21世紀になって中華人民共和国の援助で完成した。外見は、延長9,300m最大堤高65mという堤防に近い外見である。

工事

コンサルティングは、ドイツのラーメイヤ・インターナショナル社が、工事本体は、中国水利電力対外公司と中国水利水電建設集団公司が受注し、2003年に建設に着手、2005年にはコンクリート打設も始まった。2009年に完成。

影響

反対運動

ダムの湛水敷きには約50,000人が居住していたとされ、スーダンのオマル・アル=バシール大統領は半ば強制的に移住を進めたため、内外からの批判を受けている。2006年4月には。湛水域の住民が移住計画に反発して暴徒化。警官隊と衝突して死者を出す騒ぎとなった。このため、2008年の完成予定は、翌年にずれ込んだ。

また、クシュ王国の遺跡への影響からかつてエジプトガマール・アブドゥル=ナーセル大統領の推し進めたアスワン・ハイ・ダムと同様に計画に協力する考古学者を環境や人権面から非難する声もあがった[2][3]

出典

  1. Power Plant”. Merowe Dam Implementation Unit. 2011年6月22日閲覧。
  2. Sudan Tribune. Sudan’s Merowe requests to stop excavating reservoir area”. 2018年6月14日閲覧。
  3. National Geographic News. Ancient Gold Center Discovered on the Nile”. 2018年6月14日閲覧。

関連項目

外部リンク

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