ユルゲン・オットー・ベーゼンハルト

ユルゲン・オットー・ベーゼンハルト(Jürgen Otto Besenhard、1944年5月15日レーゲンスブルク生、2006年11月4日グラーツ没)は、ドイツの化学者(電気化学者)。ミュンスター大学およびグラーツ工科大学教授。特に、リチウム電池およびリチウムイオン二次電池の化学に貢献し、その分野の世界的権威とみなされている。

生涯と業績

ベーゼンハルトは1973年にミュンヘン工科大学で博士号を取得した(非水電解質中における微量化合物の可逆的電極反応)。 ブリストル大学のロジャー・パーソンズの下に博士研究員として在籍した(1977年)のち、ミュンヘンで教育および研究を行なった。. 1986年、ミュンスター大学にて教授職に就く。 1992年、ミュンスターにて 6. Internat. Meeting on Lithium Batteries を開催する。1993年、グラーツ工科大学に化学工学科の科長として転任する。電気的活性材料研究プロジェクトのリーダーおよび、 応用電気化学コンピテンスセンター ECHEM の筆頭顧問を務めた。

リチウム電池の他にも、電気化学の幅広い分野(燃料電池やスーパーキャパシタなど)に貢献がある。ベーゼンハルトは業界と緊密に連携をとったため、彼の研究成果の多くは社外秘とされ、公開されなかった。

彼は800を超える科学的著作を著し、100を超える学部学生および博士学生を指導し、50を超える特許を取得した。 ベーゼンハルトは Handbook of Battery Materials の編集者および Journal of Solid State Electrochemistry, ITE Letters on Batteries, New Technology and Medicine, Ionics, International Journal of Electrochemical Science の共同編集者を務めた。彼はウィーンのクリスチャン・ドップラー研究所の評議員もつとめ、2002年にはロシュミットメダル、2000年に Hawaii Battery Award および  International Battery Material Association (IBA) よりリチウム電池のアノードに関する先駆的業績に対して Yeager Award を受賞している。 2004年、グラーツにてIBAのコンファレンスを開催し、2006年にはIBAの総長となった。

上海ミクロシステム・情報技術研究所の客員教授でもあった。

著書

外部リンク

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