ラツィオ州
ラツィオ州(ラツィオしゅう、イタリア語: Lazio)は、イタリア共和国中部にある州。州都はイタリアの首都であるローマ。
- ラツィオ州
- Regione Lazio
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ラツィオ州の州旗 ラツィオ州の紋章 
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国
イタリア地域 中央イタリア 州都 ローマ 面積 17,207.68 [1] km² 人口 5,728,688 [2] 人 2011-01-01 人口密度 332.9 人/km2 県 ヴィテルボ、フロジノーネ、ラティーナ、リエーティ、ローマ コムーネ数 378 (一覧) 州知事 フランチェスコ・ロッカ 公式サイト

地理
位置・広がり


イタリア半島中部に位置し、西海岸(ティレニア海)に面する。州都ローマは、ペルージャから南へ約135km、ペスカーラから西南西へ約158km、ナポリから北西へ約190km、フィレンツェから南南東へ約230kmの距離にある。
主要な都市
人口6万人以上のコムーネは以下の通り。人口は2011年1月1日現在[2]。
- ローマ (ローマ県) - 2,761,477人
- ラティーナ (ラティーナ県) - 119804人
- グイドーニア・モンテチェーリオ (ローマ県) - 83,736人
- フィウミチーノ (ローマ県) - 70,985人
- アプリーリア (ラティーナ県) - 70,349人
- ヴィテルボ (ヴィテルボ県) - 63,597人
- ポメーツィア (ローマ県) - 61,106人
このほかに主要な都市としては、 チヴィタヴェッキア、ティヴォリ、フロジノーネ、カッシーノ、リエーティなどがある。
ローマ
フィウミチーノ
ヴィテルボ
フロジノーネ
リエーティ
歴史

ラツィオ州の歴史は、都市ローマの歴史と深く結びついている。
古代
現在のラツィオ州域には、紀元前2千年紀以来、さまざまなインド・ヨーロッパ語族の人々が定住した。州域の中部および南部には、この地域の地名(ラティウム)のもととなったラテン人や、サビニ人、ヴォルスキ人、ヘルニキ人、アエクイ人、Aurunci といった諸集団が、時間差はありながら定着した。州域北部にはエトルリア人が勢力を持っており、少なくとも紀元前5世紀までは他の集団に対して優勢であった。
紀元前5世紀から紀元前1世紀までのラティウムの歴史は、ラテン人の共和政ローマが他の集団に対して支配を確立するための闘争として描かれる(ラティウム戦争など)。その結果として、他の集団はラテン人の要素に同化されていった。かれらが自立を守るための最後の抵抗は、同盟市戦争であった。
ローマ帝国の長い時代において、現代のラツィオ州域はおおむね(臨時の戦争によって中断されるほかは)平和な状態を謳歌した。しかし、やがて帝国の中心としての役割は失われ、その役割は帝国の他の地域に移っていく。476年、西ローマ帝国最後の皇帝ロムルス・アウグストゥルスは、オドアケルによって退位に追い込まれるに至る。
行政区画

ラツィオ州は以下の5県からなる。
左端の数字はISTATコード、アルファベット2文字は県名略記号を示す。人口は2011年1月1日現在[2]。面積の単位はkm²。
| 県名 | 綴り | 県都 | 面積 | 人口 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 056 | VT | ヴィテルボ県 | Viterbo | ヴィテルボ | 3,612 | 320,294 |
| 057 | RI | リエーティ県 | Rieti | リエーティ | 2,749 | 160,467 |
| 058 | RM | ローマ県 | Roma | ローマ | 5,352 | 4,194,068 |
| 059 | LT | ラティーナ県 | Latina | ラティーナ | 2,251 | 555,692 |
| 060 | FR | フロジノーネ県 | Frosinone | フロジノーネ | 3,244 | 498,167 |
文化・観光
言語


2006年の国立統計研究所(ISTAT)の統計によれば、6歳以上の住民の家庭内での会話における言語状況は以下の通り[3]。イタリア語(Italiano)、地方言語(Dialetto)、他の言語(Altra lingua)についてのデータで、左列が全国平均、右列がラツィオ州の数値である。
| 家庭内の会話における使用言語 | 全国 | 州 |
|---|---|---|
| イタリア語のみ、あるいは主にイタリア語 | 45.5% | 60.7% |
| 地方言語のみ、あるいは主に地方言語 | 16.0% | 6.6% |
| イタリア語と地方言語の双方 | 32.5% | 28.4% |
| 他の言語 | 5.1% | 3.1% |
世界遺産
- ヴィッラ・アドリアーナ (ローマ県ティヴォリ)
- ティヴォリのエステ家別荘 (ローマ県ティヴォリ)
- ローマ歴史地区、教皇領とサン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂 (ローマ県ローマ)
- チェルヴェーテリとタルクイーニアのエトルリア墓地遺跡群 (ローマ県チェルヴェーテリ、ヴィテルボ県タルクイーニア)
スポーツ
サッカー
州内に本拠を置くプロサッカークラブとしては以下がある。所属リーグは2012-13シーズン現在。
- SSラツィオ (ローマ県ローマ) - セリエA (サッカー)(1部リーグ)
- ASローマ (ローマ県ローマ) - セリエA
- フロジノーネ・カルチョ (フロジノーネ県フロジノーネ) - セリエB(2部リーグ)
- USラティーナ・カルチョ (ラティーナ県ラティーナ) - レガ・プロ1
- ACアプリーリア (ラティーナ県アプリーリア) - レガ・プロ2(4部リーグ)
- フォンディ・カルチョ (ラティーナ県フォンディ) - レガ・プロ2
5部リーグ(アマチュア最上位リーグ)のセリエDでは、ジローネE,G,Hに属する。ラツィオ州の地方リーグ(6部リーグ)として、エッチェッレンツァ・ラツィオ (it:Eccellenza Lazio) がある。
交通
空港

主要な空港には以下がある。
フィウミチーノ空港(レオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港)はイタリア最大の国際空港の一つである。イタリアのフラッグキャリアであるアリタリア-イタリア航空などが本拠地とする。チャンピーノ空港(ジョヴァン・バッティスタ・パスティーネ国際空港)は1950年代後半にフィウミチーノ空港が建設されるまでローマを代表していた旧空港であり、近距離航空便や格安航空会社などが利用している。
人物
著名な出身人物
- マルチェロ・マストロヤンニ - 俳優。フォンターナ・リーリ生まれ。
- カルロ・ヴェルドーネ - 俳優。ローマ生まれ。
- フランチェスコ・トッティ - サッカー選手。ローマ生まれ。
- ベリッシモ・フランチェスコ - 実業家、タレント、料理研究家。ローマ生まれ。
脚注
出典
- 国立統計研究所(ISTAT). “Tavola: Superficie territoriale (Kmq) - Lazio (dettaglio provinciale) - Censimento 2001.” (イタリア語). 2013年2月17日閲覧。
- 国立統計研究所(ISTAT). “Total Resident Population on 1st January 2011 by sex and marital status” (英語). 2012年12月2日閲覧。
- 国立統計研究所(ISTAT). “La lingua italiana, i dialetti e le lingue stranieri” (pdf) (イタリア語). p. 5. 2012年12月10日閲覧。
- Carnacina, Luigi; Buonassisi, Vincenzo (1975) (イタリア語). Roma in Cucina. Milan: Giunti Martello. p. 91. OCLC 14086124
- Silvia, Spagni (イタリア語). L'arte di cucinare alla romana: ricette tradizionali e curiosi aneddoti per piatti da imperatore. Roma: Newton Compton. ISBN 9788854122574. OCLC 955291501
外部リンク
- 州政府公式サイト (イタリア語)
- 州観光局公式観光ウェブサイト (イタリア語)
- イタリア政府観光局公式サイト内の州紹介ページ (日本語)
- ラツィオ州政府公式ページ (日本語)
