ランタン・エンタテインメント

ランタン・エンタテインメント(Lantern Entertainment, LLC)は、アメリカの独立系映画スタジオ。ランタン・キャピタル・パートナーズが、2018年7月16日にワインスタイン・カンパニーの資産を買収した後、同社の共同創業者のハーヴェイ・ワインスタインの性犯罪で有罪判決を受けたことに伴う破産を受けて設立された。ランタン社はワインスタイン家とは無関係の別会社で、破産オークションで旧スタジオの全資産を購入した[3]。

ランタン・エンタテインメント
Lantern Entertainment, LLC
種類
子会社
業種 Film
前身 ワインスタイン・カンパニー
設立 July 16, 2018年 (July 16, 2018)
創業者 Andy Mitchell
Milos Brajovic
本社 、
主要人物
Andy Mitchell (co-president)
Milos Brajovic (co-president)
製品 映画
所有者 Lantern Capital Partners
従業員数
50人[1] (2018)
部門 Lantern Television
スパイグラス・メディア・グループ[2](過半数の株式)
ウェブサイト lanternent.com

歴史

2018年7月16日、ダラスを拠点とする株式投資会社のランタン・キャピタル・パートナーズは、ワインスタイン・カンパニー(TWC)の資産を2億8900万ドルで買収。その結果、ランタン・エンタテインメントが設立され、TWCの277本の映画ライブラリーの権利を引き継いだ[4][3][5]。2018年11月、ランタンは、もともとワインスタイン・カンパニーが公開していたクエンティン・タランティーノ監督の3作品(『イングロリアス・バスターズ』、『ジャンゴ 繋がれざる者』、『ヘイトフル・エイト』)の全権利を610万ドルで獲得した[6]。

2019年2月、ランタン社が買収しなかった複数の作品(『スクリーム4: ネクスト・ジェネレーション』や『The Matador』など)について、ウォルト・ディズニー・カンパニーと和解に至ったと報じられた。

2019年3月13日、ランタン社とゲイリー・バーバーは、旧TWCのライブラリーを抱えるスパイグラス・メディア・グループを再始動させた。イタリアの映画配給会社Eagle Pictures、映画館チェーンのCineworld(リーガル・シネマズを所有・運営していた)、そして後にワーナーメディア/AT&Tのワーナー・ブラザースが少数株主として迎え入れられた[7]。ランタン社は、スパイグラスに映画ライブラリを含む過半数の投資を行った。 2020年3月、連邦判事は、スパイグラスがTWCの流失したロイヤルティの支払いについて一切の責任を負わないとの判決を下した。

2019年7月、Spyglassは、TVシリーズ『Scream』と映画『シン・シティ 復讐の女神』(ランタンは買収しなかった)に関するバイアコムへの1,100万ドルを含む、2つの大きな請求を解決した。

資産

現在

映画
テレビ
  • ランタン・テレビジョン
コンテンツライブラリ
  • ワインスタイン・カンパニーのフィルムライブラリー(2005年以降のディメンション・フィルムズのフィルムライブラリーも含む; これらのほとんどはスパイグラス・メディア・グループ経由でライオンズゲートに売却された)

過去

RADiUS

RADiUS
元の種類
Label
業種 Film
その後 Dormant
前身 RADiUS-TWC
設立 2012
創業者 Tom Quinn
Jason Janego
解散 2018
本社
製品 映画
所有者 ワインスタイン・カンパニー(2012年 - 2018年)
ランタン・エンタテインメント(2018年)

RADiUSは、マルチプラットフォームのビデオ・オン・デマンドや劇場用作品の配給を目的とした、ランタン・エンタテインメントの休止中の映画レーベルであり、かつてはTWCの一部門であった。2012年に立ち上げられ、メインストリームの観客を対象とした映画ではなく、ニッチな映画やインディペンデント系映画に特化していた[8][9]。2018年現在、ラディウスは、『バチェロレッテ あの子が結婚するなんて!』、『カワイイ私の作り方 全米バター細工選手権!』、『バックコーラスの歌姫たち』、『オンリー・ゴッド』 [10]、『ラヴレース』、『マンディ・レイン 血まみれ金髪女子高生』、『ファイティング・タイガー』、『Fed Up』、『スノーピアサー』 [11]、『シチズンフォー スノーデンの暴露』、『ホーンズ 容疑者と告白の角』、『The Last Five Years』、『イット・フォローズ』[12]など、約35作品を配給している[13]。

フィルモグラフィ

映画

邦題
原題
公開日 備考
人生の動かし方
The Upside
2019年1月11日 STXエンターテインメントとの共同配給
ポラロイド
Polaroid
2019年9月17日 13フィルムズとの海外共同配給[14]。米国での配給はヴァーティカル・エンターテインメント
エジソンズ・ゲーム
The Current War
2019年10月25日 13フィルムズとの海外共同配給[14]。米国での配給は101スタジオ
ボーイズ・イン・ザ・ボート ~若者たちが託した夢
The Boys in the Boat
2023年12月25日 製作会社のみ[15][16][17]

テレビ

番組 ネットワーク 年
プロジェクト・ランウェイ
Project Runway
Bravo
ライフタイム
2018年 – 現在
Scream VH1 2019年

出典

  1. Kilday, Gregg (2018年7月16日). “Weinstein Co. Saga Comes to an End as $289 Million Sale to Lantern Closes” (英語). The Hollywood Reporter. オリジナルの2018年7月18日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180718022555/https://www.hollywoodreporter.com/news/weinstein-lantern-sale-closes-ending-chapter-movie-company-1126833 2018年7月28日閲覧。
  2. Lang, Brent (2019年3月13日). “Gary Barber Teams With Lantern Entertainment to Launch Spyglass Media Group” (英語). Variety. https://variety.com/2019/film/news/gary-barber-lantern-weinstein-company-mgm-1203162530/ 2019年3月13日閲覧。
  3. Chmielewski, Dawn C. (2018年7月16日). “Lantern Entertainment Closes $289 Million Acquisition of The Weinstein Co.'s Assets” (英語). Deadline. オリジナルの2018年7月24日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180724101524/https://deadline.com/2018/07/lantern-entertainment-closes-289-million-acquisition-weinstein-co-s-assets-1202427141/ 2018年10月20日閲覧。
  4. Marotta, Jenna (2018年7月16日). “The Weinstein Company Is No More: Buyer Lantern Capital Partners Rebrands as Lantern Entertainment” (英語). IndieWire. オリジナルの2018年7月18日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180718130756/https://www.indiewire.com/2018/07/the-weinstein-company-bankruptcy-sale-lantern-entertainment-1201983272/ 2018年7月17日閲覧。
  5. “Lantern Finally Owns The Weinstein Company's Remains - Now What?” (英語). TheWrap. (2018年7月23日). オリジナルの2018年8月19日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180819184843/https://www.thewrap.com/weinstein-co-lantern-entertainment/ 2018年10月20日閲覧。
  6. Maddaus (2018年11月13日). “Lantern Entertainment Pays $5.5 Million to Take Three Quentin Tarantino Films”. Variety. 2019年5月21日閲覧。
  7. https://deadline.com/2019/03/lantern-entertainment-and-gary-barber-launch-spyglass-media-group-a-new-home-for-former-weinstein-co-assets-1202574918
  8. "Tom Quinn and Jason Janego Exit Radius-TWC (EXCLUSIVE)" Archived January 26, 2018, at the Wayback Machine..
  9. Anne Zeiser (19 June 2015). Transmedia Marketing: From Film and TV to Games and Digital Media. CRC Press. pp. 333–. ISBN 978-1-134-74622-4. オリジナルのFebruary 25, 2017時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170225212141/https://books.google.com/books?id=so_wCQAAQBAJ&pg=PA333 2016年11月1日閲覧。
  10. Jared Latore; Clint Worthington (January 2014). Alcohollywood - Our Year in Movies. Lulu.com. pp. 87–. ISBN 978-1-304-73128-9. オリジナルのFebruary 25, 2017時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170225205543/https://books.google.com/books?id=grk1BgAAQBAJ&pg=PA87 2016年11月1日閲覧。
  11. "'The Overnight' Crosses $1 Million in Digital, On-Demand Revenue (EXCLUSIVE)" Archived January 26, 2018, at the Wayback Machine..
  12. "'It Follows' on Track to Be Radius-TWC’s Highest-Grossing Release".
  13. "'It Follows' Expands as Radius-TWC Bets on Box Office Over VOD" Archived December 23, 2016, at the Wayback Machine..
  14. Vlessing, Etan (2018年10月8日). “Benedict Cumberbatch's 'The Current War' to Get International Release”. The Hollywood Reporter. オリジナルの2018年10月9日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20181009072343/https://www.hollywoodreporter.com/news/benedict-cumberbatchs-current-war-get-international-release-1150266 2018年10月20日閲覧。
  15. “George Clooney directs the inspirational film The Boys in the Boat” (英語). 97.3 Coast FM. 2023年11月22日閲覧。
  16. Mills, Heidi (2023年10月24日). “The Book that Saved a Building” (英語). Seattle magazine. 2023年11月22日閲覧。
  17. Reynolds, Maca (2023年10月4日). “The Boys in the Boat Trailer Reveals George Clooney's Inspirational New Movie” (英語). MovieWeb. 2023年11月22日閲覧。

外部リンク

This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.