ワット・チャーンローム (シーサッチャナーライ)
ワット・チャーンローム (Wat Chang Lom、タイ語: วัดช้างล้อม)は、タイの北部、スコータイ県シーサッチャナーライの旧市内となるシーサッチャナーライ歴史公園にある寺院である。寺院はスコータイ王朝の副王都であったシーサッチャナーライの周壁内のほぼ中央に位置する[1][2]。
| ワット・チャーンローム วัดช้างล้อม Wat Chang Lom | |
|---|---|
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| 基本情報 | |
| 座標 | 北緯17度25分55秒 東経99度47分7秒 |
| 宗教 | 仏教 |
| 地区 | シーサッチャナーライ郡 |
| 州 | スコータイ県 |
| 国 |
|
| 現況 | 遺跡 |
| 建設 | |
| 様式 | スコータイ様式 |
| 創設者 | ラームカムヘーン |
| 完成 | 13世紀(1290年) |
| 資材 | ラテライト、煉瓦 |
構成

壁龕の仏坐像

仏塔

基壇のゾウの立像
寺院の中心的構造物は、正方形の2層の基壇をもつスリランカ式の[3][5]ラテライトの仏塔である。ワット・チャーンロームの名は「ゾウが囲む寺」の意であり[6]、仏塔の第1層の基壇の周りに立ち並ぶ[1]39頭のゾウの立像による[3][7]。ゾウは壁面の前にほぼ全身像としてあり際立っている[8]。通常は半身だけのものであり、それらはスコータイ歴史公園のワット・チャーンロームやワット・チャーンロープなどに見られる。また、仏塔の第2層の基壇上には各面に5か所、計20か所に壁龕があり[8]、かつて高さ1.4メートルの仏坐像がすべてに納められていた。それらの仏坐像は煉瓦に漆喰を施したものであり[5]、そのいくつかが今日でも見られる。礼拝堂(ヴィハーン)の遺構が[3]仏塔の前にあり、同じく寺院の境内にはより小さな建造物がある[3]。主な寺域はラテライトで造られた厚い周壁に囲まれていた。
脚注
- 伊東照司『東南アジア美術史』雄山閣、2007年、66頁。ISBN 978-4-639-02006-6。
- 金子 (1985)、103頁
- “ワット・チャーンローム”. タイ国政府観光庁. 2017年8月10日閲覧。
- 金子 (1985)、104・106頁
- 高杉等『東南アジアの遺跡を歩く』めこん、2001年、222頁。ISBN 4-8396-0144-5。
- NHK取材班ほか『NHK美の回廊をゆく② 東南アジア至宝の旅』日本放送出版協会、1991年、31頁。ISBN 4-14-009156-8。
- 中村浩『ぶらりあるきチェンマイ・アユタヤの博物館』芙蓉書房出版、2016年、96-97頁。ISBN 978-4-8295-0701-8。
- 金子 (1985)、100頁
関連項目
外部リンク
- “Wat Chang Lom, Si Satchanalai, Thailand”, Asian Historical Architecture (orientalarchitecture.com)
- Wat Chang Lom, Si Satchanalai Historical Park, thaiwebsites.com
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