ワット・パナンチューン
ワット・パナンチューン(Wat Phanan Choeng、タイ語: วัดพนัญเชิงวรวิหาร)は、タイのアユタヤにある仏教寺院であり、チャオプラヤー川とパーサック川の合流する南東側[1]、チャオプラヤー川東岸に位置する。今日、アユタヤ歴史公園の一部としてある。
| ワット・パナンチューン วัดพนัญเชิงวรวิหาร Wat Phanan Choeng | |
|---|---|
![]() ルワンポートー (Luang Pho Tho) | |
| 基本情報 | |
| 座標 | 北緯14度20分39秒 東経100度34分44秒 |
| 宗教 | 仏教 |
| 地区 | アユタヤ郡 |
| 州 | アユタヤ県 |
| 国 |
|
| 完成 | 1324年 |

ワット・パナンチューン(2006年)
歴史
創建
アユタヤの都が正式に創設されるおよそ26年前の1324年に建てられたこの寺院は、その地域の初期の集落に一部関連があったものと考えられる[1]。特にそこには中国の宋朝時代より200人を超える難民集団がいたといわれる[2]。
仏像
寺院のうち最も高い建物である大きな礼拝堂 (wihan) には、1334年からの高さ19メートルとなる巨大な金色の仏坐像が納められている。この崇高な仏像は、タイ人からは「ルワンポートー」(Luang Pho Tho、タイ語: หลวงพ่อโต、「大師[1]」)、中国系タイ人には「サムパオコーン」(Sam Pao Kong、タイ語: ซำเปากง、「三宝公[1]」)と呼ばれる。この仏像は船乗りの守護仏とみなされている。また、伝承によると1767年、ビルマによるアユタヤの破滅の前に「聖なる目から臍まで涙が流れた」という[3]。
この像は歴史の上で数回復元されている。王モンクット(ラーマ4世)は、1854年に修復されたその像を「プラ・プッダ・トライラタナ・ナーヨック」 (Phra Puttha Thrai Ratana Nayok) と名付けた。「トライラタナ」は「三宝(仏・法・僧)」(サンスクリット)の意である[1]。仏像は、煉瓦の上に漆喰が施されたものであり[4]、1901年には、火災により社殿とともに損傷したが、ラーマ5世(在位1868-1910年)の時代のうちに修復された[1]。
脚注
- 中村浩『ぶらりあるきチェンマイ・アユタヤの博物館』芙蓉書房出版、2016年、176-177頁。ISBN 978-4-8295-0701-8。
- “Wat Phanan Choeng (วัดพนัญเชิง)”. Ayutthaya Historical Research (2015年2月). 2017年7月31日閲覧。
- Richard D. Cushman (David K. Wyatt Ed.): The Royal Chronicles Of Ayutthaya. The Siam Society, Bangkok 2000, ISBN 974-8298-48-5
- 伊東照司『東南アジア美術史』雄山閣、2007年、69頁。ISBN 978-4-639-02006-6。
関連項目
外部リンク
- Wat Phanan Choeng, Ayutthaya, Ayutthaya2020.com
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