ヴィースバーデン五月音楽祭

ヴィースバーデン五月音楽祭(ドイツ語: Internationale Maifestspiele Wiesbaden)は、ドイツのヴィースバーデンのヘッセン州立劇場で毎年5月に開催される音楽祭。オペラ、バレエ、演劇、ミュージカルが中心。

ヘッセン州立劇場
上空からのヘッセン州立劇場

概要

ドイツ帝国の皇帝は5月にヴィースバーデンに滞在するのが習わしであったが、その期間にバイロイト音楽祭をモデルする「皇帝音楽祭」が構想され、1896年に皇帝ヴィルヘルム2世列席のもと第1回の音楽祭が開催された[1]。当初はリヒャルト・ワーグナーの作品が中心であったが、1900年にカール・マリア・フォン・ウェーバーの『オベロン』が上演されたように、他の作曲家の作品が上演されることもあった[2]。しかし第一次世界大戦で中断を余儀なくされ、1929年になってパウル・ベッカーを芸術監督に「五月音楽週間」として再開され、リヒャルト・シュトラウスの『エジプトのヘレナ』が上演された。ナチス政権のもとでは「大管区文化週間」として1939年まで開催された。

1950年に第二次世界大戦後はじめて開催された。その際に現在の名前に改められ、以後は毎年開催されるようになった。1962年にポーランド国立歌劇場を招いたのを皮切りに、積極的に東側の歌劇団を招くようになった。ドイツ統一前の1989年には西ベルリンのベルリン・ドイツ・オペラ、東ベルリンのベルリン・コーミッシェ・オーパーの双方を招いた。その後も東欧のみならず、北欧、スペイン、イタリア、北米の歌劇団が出演した。一方、バレエでは台湾の雲門舞集、ピナ・バウシュ率いるヴッパタール舞踊団、オランダのネザーランド・ダンス・シアター、アメリカ合衆国のマース・カニンガム舞踏団などが出演した。

主要な公演記録

脚注

  1. Internationale Maifestspiele Wiesbaden 2010 Deutsches Musikinformationszentrum
  2. Hessisches Staatstheater Wiesbaden Achim Thorwald European Business Network

外部リンク

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