三杯もち
概要
三杯もちの起源は、江戸時代後期の天保年間に起こった凶作の際、救荒食物としてワラビの根から作られたネバナもち・ネバナみそであるといわれる[1]。その後、餅の主原料は米に変化し、「みそ」・「花みそ」と称されるようになるが、花みその語源には諸説ある[2]。また、同地方では「もち」と「みそ」が同義であったようである。更に、餅米粉・うるち米・小豆を一杯ずつ合わせて作るることから「三杯みそ」・「三杯もち」と呼ばれるようになった[1]。
三杯みそは、大曲・仙北地域をはじめとする秋田県南地方において、主に冠婚葬祭の際、多くの人に向けて振る舞われた[2]。
作り方
以下は一般的な作り方の手順である[1]。
- 餅米粉、うるち米、小豆、その他砂糖、水等を入れて、耳朶ほどの固さに生地をまとめる。
- 生地を小さくちぎり、蒸し器に入れて30分~1時間蒸す。
- 蒸し上げた後、餅をまとめ手でこねる。
- 棒状に成形し、形を整えて切り分ける。
脚注
- つじや:とうふかまぼこ・とうふカステラ・三杯もち/秋田県・仙北地方の郷土菓子
- 『あきた郷味風土記「ふるさとあきたの食百選」』p. 68
参考文献
- 秋田県農山漁村生活研究グループ協議会編『あきた郷味風土記「ふるさとあきたの食百選」』(2005年)
外部リンク
- 三杯もち - 秋田の食一覧 - 秋田県観光総合ガイド「あきたファン・ドッと・コム」
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