上宮学園中学校
上宮学園中学校(うえのみや がくえん ちゅうがっこう、英称:Uenomiya Gakuen Junior High School)は、大阪府大阪市天王寺区上之宮町にある私立の中学校。上宮高等学校併設の「上宮中学校」が、系列の上宮太子中学校(大阪府太子町)とともに廃校となり、2中学を統合した形で2018年(平成30年)度に新設された。設置者は学校法人上宮学園。
| 上宮学園中学校 | |
|---|---|
![]() | |
北緯34度39分44.4秒 東経135度31分14.7秒 | |
| 国公私立の別 | 私立学校 |
| 設置者 | 学校法人上宮学園 |
| 設立年月日 | 2018年(平成30年) |
| 共学・別学 | 男女共学 |
| 学校コード | C127310000201 |
| 所在地 | 〒543-0037 |
| 外部リンク | 公式サイト |
概要
団塊ジュニア世代の卒業した1990年代から始まった少子化と私立中学校受験者の激減に伴い、近畿圏の私立中学校のレベルが低下し、入試レベルも二極化。一方で中学校の数は変わらないため、大阪府内の私立中の3分の1が定員割れとなった。
上宮中学校は「レベル的に言えば特進(コース)で偏差値50ほど、アップコースで45と言っている」状況で、同じ難関の私立中も「偏差値が50あるならば、明星・清風・大阪女学院に十分合格できる(40台でも合格する可能性は高くなっている)」状況まで落ち込んでいた。また、太子町にある上宮太子中学校も2014年(平成26年)度の入試で「『1次B』の手続き者が『0』」となるなど「毎年生徒募集には苦労」しており[1]、上宮中学校と上宮太子中学校の2校を統廃合する形で開校した。
上宮高等学校と共通の校舎(本館および新校舎)は、大阪府近代化遺産(建造物等)となっている。図書館は府内の学校でも5本の指に入る広さと5万冊を超える蔵書数(年2回新しい本を約1000冊購入している)。江戸時代の掛け軸など多数の歴史的学術資料を有しており、織田作之助の文学にも登場する。2007年春には、高校OBで直木賞作家司馬遼太郎の在校時の作品が発見された。
大阪府内でも珍しい屋内プールがあり、水泳活動が年中でき、水泳部の部活も充実している。
沿革
母体の上宮高等学校は浄土宗知恩院派によって1890年(明治23年)創立の浄土宗教校大阪校を源流とする大阪で最古の私学で、1912年(明治45年)3月に旧制中学校「上宮中學校」として設立を文部省から認可(告示第86号[2])。その旧制中学を母胎として1947年(昭和22年)、太平洋戦争後の学制改革に伴う新制の中学校「上宮中学校」が設置された。
1967年に生徒募集を休止。長らく事実上の廃校となっていたがバブル景気の1980年代に太子町に移転し「上宮太子中学校」として復活開校。1993年(平成5年)新たに「上宮中学校」が天王寺区に開校された。
年表
- 1947年(昭和22年) - 学制改革に伴い、新制の「上宮中学校」認可、発足
- 1948年 - 4月1日、新制の「上宮高等学校」認可、発足
- 1952年 - アメリカなどGHQ占領軍による本校舎の接収が解除。清堀校舎(現・大阪市立高津中学校の場所)より本校舎へ復帰
- 1966年 - 大阪府太子町に太子町校地を造成、完了
- 1967年 - 上宮中学校の生徒募集を休止(事実上の廃校)
- 1985年 - 上宮中学校を復活する形で、太子町に「上宮中学校」開校
- 1988年 - 上宮高等学校太子町学舎が開校
- 1991年(平成元年) - 太子町学舎が「上宮太子高等学校」として独立
- 1993年 - 3月28日、新たな「上宮中学校」(天王寺区)認可。4月1日、開校(太子町の上宮中学校を「上宮太子中学校」と改称)
- 2002年 - 上宮中学校に特進コースを設置
- 2011年 - 4月、高校も含め男女共学に
- 2018年 - 上宮中学校と上宮太子中学校の廃止が決まり(募集停止)、新たに「上宮学園中学校」が天王寺区に開校[3]
- 2019年 - 天王寺区の南敷地に校舎完成(創立130周年記念事業の一環)
- 2020年(令和2年) - 3月、上宮太子中学校が卒業式を挙行し廃校[4]
基礎データ
バス
- 大阪シティバス「上本町八丁目」停留所より東へ徒歩2分
校訓・学順
- 校訓は「正思明行」(せいしめいこう)で、「正しく考え、明らかに行動する」という意味である[5]。
- 学順とは、上宮独自の教訓のことである。
「一に掃除、二に勤行、三に学問」であり、身の回りを学習に専念できる環境に整えてから、学問に励む、という意味である[5]。 勤行の読み方は上宮内だけの特殊な読み方で「ごんぎょう」ではなく「きんぎょう」である。
授業
設置学科・コース
「特進コース」「Gコース」がある[6]。
部活動 == イングランドのスポーツのクリケット部があります。日本代表選手もいます。 日本代表としてロンドンのローズ競技場にて、試合を行いました。
学校行事
著名な出身者
上宮中学校
- 内本隆文 - ソフトテニス、アジアソフトテニス選手権2016シングルス金メダル、ダブルス銀メダル
- 丸山海斗 - ソフトテニス、アジアソフトテニス選手権2016ダブルス銀メダル[8]
脚注
- 平成25年度事業報告書 - 上宮学園中学校
- 1912年(明治45年)3月26日官報
- 大阪の私立校が募集枠発表 高校と中学、平成30年度 - 産経新聞2017年(平成29年)11月10日
- 学校(学科)新設・廃止等一覧(R1→R2) - 大阪府
- 平成30年度事業報告書
- 学校案内2021年度中学パンフレット
- 2019中学修学旅行 - UENOMIYA 上宮学園中学校・上宮高等学校
- 卒業生の活躍 -ソフトテニス部- UENOMIYA 上宮学園中学校・上宮高等学校 - 上宮学園中学校2019年(令和元年)11月8日
関連項目
- 上宮高等学校
- 上宮太子高等学校 - 系列学校
- 大阪府中学校の廃校一覧
- 大阪府中学校一覧
- 大阪府高等学校一覧

