上山藩鼓笛楽隊
上山藩鼓笛楽隊(かみのやまはんこてきがくたい)は、戊辰の役の頃に上山藩でフランス式の軍隊調練を行った際に奉奏されたことが始まりと伝えられる鼓笛隊(軍楽隊)である[1]。
この鼓笛隊は廃藩置県によって消滅したが、1927年(昭和2年)に復活した。「上山藩鼓笛楽」が1973年(昭和48年)に上山市の無形文化財に指定された[2]。上山藩鼓笛楽保存会が継承にあたる[3][4]。
歴史
結成年は不明である[5][3]。上山藩では、文久・慶応年間に洋式銃を採用しており、調練にドラムを用いたことは、1866年(慶応2年)に藩士渡辺籐左が筆者した『歩操新式鼓譜』が残っていることも明らかだが、鼓笛隊の設立や「維新マーチ」がいつ伝わったのかを示す文献は残っていない[3][6]。
少なくとも1868年(慶応4年)4月の上山藩の兵士リストには11人の鼓手を確認できるが、笛は確認できない[3][7]。
同時期に天童藩が先導する奥羽鎮撫使の軍楽隊が、仙台から山形に入り上山城を経由しているので、天童と同じように奥羽鎮撫使の軍楽隊から伝習したか、それ以降の半年間に及ぶ東北戊辰戦争の間に学習したかであろう[3][8]。
上山藩鼓笛楽保存会
毎月練習会を行い、月岡神社の例大祭や秋の大祭で奉奏するとともに各種イベントにも参加している。また、伝統ある鼓笛楽を次世代に伝えるため、指導者の奏楽をCDやDVDに記録保存している[3]。
上山藩鼓笛楽
曲構成
次の4曲によって成り立つ[3]。
脚注
出典
- 佐竹徳太郎 1977, p. .
- “市指定(69から76) - 上山市ホームページ”. 上山市. 2017年3月20日閲覧。
- 上山藩鼓笛楽譜
- 佐竹徳太郎 1977, p. .
- 佐竹徳太郎 1977, p. .
- 佐竹徳太郎 1977, p. .
- 佐竹徳太郎 1977, p. .
- 佐竹徳太郎 1977, p. .
参考文献
- 佐竹徳太郎『上山藩鼓笛楽のあゆみ』上山藩鼓笛楽保存会、1977年。
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