中国化工集団

中国化工集団有限公司(ちゅうごくかこうしゅうだん-ゆうげんこうし、英語: China National Chemical Corporation、略称:中国化工集団ケムチャイナChemChina)は、中華人民共和国の国有総合化学メーカーである。

中国化工集団有限公司
China National Chemical Corporation
種類 国有企業
略称 ケムチャイナ
本社所在地 中華人民共和国の旗 中国北京市海淀区
設立 1984年 (1984)
業種 化学
代表者 Ren Jianxin(会長
所有者 国務院国有資産監督管理委員会
主要株主 中華人民共和国国務院(100%)
主要子会社 イスラエルの旗 マクテシム・アガン(100%)
イタリアの旗 ピレリ(45.5%)
スイスの旗 シンジェンタ(98%)(45%)
外部リンク 公式ウェブサイト
China National Chemical Corporation
簡体字 中国化工集团有限公司
繁体字 中國化工集團有限公司
発音記号
標準中国語
漢語拼音Zhōngguó huàgōng jítuán yōuxiàn gōngsī

概要

旧中国化学工業省の関連会社(藍星集団昊華化工)が経営統合して、2004年に誕生した中国政府系の化学メーカー。農薬ゴムシリコーンや機能性化学等の分野で事業展開を行っている。北京に本社を置き、世界150の国と地域に生産拠点とR&D拠点を持ち、本格的なマーケティングネットワークを誇る中国最大の化学企業。

フォーチュン・グローバル500では164位に位置する(2020年)[1]

歴史

1984年に任建新(Ren Jianxin)が創設した藍星集団が発端である。任は国有の中国全土にある100以上の不良債権の化学工場を管理することで帝国を築き上げた。余剰人員はファストフードチェーンのマラン・ヌードルに配置転換し、現在もこのチェーンレストラン所有している。[2]

2004年に中華人民共和国国務院が旧中国化学工業省の関連会社を中国化工集団(ChemChina)として合併することを承認した後、任がCEOに就任した。2014年12月には取締役会長に就任している。

農薬分野では、2011年にイスラエルに本拠を置くジェネリック農薬大手のマクテシム・アガン(現アダマ)を、2016年にはスイスに本拠を置く農薬メーカー大手のシンジェンタを買収して、世界最大級のメーカーとなっている。

シリコーン分野でも、2006年にフランスのローディアからシリコーン事業を買収、2011年にはノルウェーのコングロマリット大手のオルクラ・グループからElkemを買収し、世界上位に位置する。

2015年イタリアの大手タイヤメーカー、ピレリ持株会社であるマルコポーロ・インターナショナル・イタリアの株式65%を買収して筆頭株主となった[3]

国際展開

傘下にイタリアの大手タイヤメーカーであるピレリやドイツの大手重機メーカーであるクラウス=マッファイスイスの大手農薬・種子メーカーのシンジェンタイスラエルの大手ジェネリック農薬メーカーアダマなどを置く。

様々な海外M&Aを行っているが、とりわけシンジェンタは、中国企業による海外での買収としては過去最大規模となる430億ドル(約5兆1000億円)での買収だったことから注目された。

漢字による混同

三大国有石油企業のうちの一つである中国石油化工集団有限公司(Sinopec、シノペック)は別の組織である。

脚注

  1. Fortune Global 500 2020”. Fortune. 2020年9月7日閲覧。
  2. 中国化工について知っておくべき5つのこと”. WSJ Japan. 2020年9月7日閲覧。
  3. タイヤ名門の伊ピレリ、10月再上場へ 中国企業傘下で事業拡大”. 日本経済新聞 (2017年9月5日). 2019年9月18日閲覧。

外部リンク

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