交響曲第1番 (マニャール)

《交響曲 第1番 ハ短調(フランス語: Symphonie n° 1 en do mineur)》作品4は、アルベリク・マニャールが最初に完成させた交響曲である。まだスコラ・カントルムに在学中の24歳の時に、ヴァンサン・ダンディの監督の下で書き上げた作品であり、恩師ダンディに献呈されている。

概論

部分的に2つの楽章が1891年4月に国民音楽協会で初演されているが、全曲初演は1893年にアンジェにおいて行われた[1]。 100人近い演奏者数が要求されており、弦楽五部だけでも、ヴァイオリン32人、ヴィオラ14人、チェロ12人、コントラバス8人(総計66人)と非常に大がかりである。短調による暗くくすんだ音色と相俟って、全体的に、ブラームスもかくやと思われるほど重厚感ある響きを実現させている。 半音階的な和声進行に始まるコラール楽章の神秘的な導入部は、ドヴォルザークの《「新世界」交響曲》の緩徐楽章の序奏に先鞭をつけている。

以下のように伝統的な4楽章制に従っており(セザール・フランク流の3楽章ではない)、全曲を通奏するのに30分ほどを要する。ダンディに啓発されて循環主題の原理を採用しており、2つの主題が合流する。

  1. Strepitoso – Andante – Allegro marcato – Andante (ハ短調)
  2. Religioso (largo) – Andante – Largo (変イ長調)
  3. Presto (ハ短調)
  4. Molto energico – Meno mosso – Ier tempo - Largo (ハ短調)

註記

  1. Notice de l'œuvre jouée au concert du 27 septembre 2002 sous la direction d'Alexandre Dmitriev
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