仁尾惟茂

仁尾 惟茂(にお これしげ、嘉永5年12月28日[1]1853年2月6日) - 昭和7年(1932年4月11日[2])は、貴族院勅選議員大蔵官僚錦鶏間祗候[3]

仁尾惟茂

経歴

土佐藩士仁尾宗直の子として生まれた。安岡良亮の門に学んだ後、戊辰戦争に従軍した。1872年明治5年)より熊本県に出仕したが、1876年(明治9年)に神風連の乱に遭い、戦いで負傷した。後に福岡県に転じ、福岡収税長に進み、1887年(明治20年)からは大蔵省参事官を兼ねた。

日清戦争がおきると、李氏朝鮮に度支部顧問として派遣され[4]、財政改革にあたった。帰国後は専売事業を手掛け、専売局長、煙草専売局長、煙草専売局長官[5]専売局長官[6]を歴任した。

1907年(明治40年)に退官し[7]、同年12月10日、貴族院議員に勅選され[8][9]、死去するまで在任した[10]1916年(大正5年)3月27日、錦鶏間祗候を仰せ付けられる[11]

栄典

位階
勲章等
外国勲章佩用允許

脚注

  1. 『大正人名辞典』P.1269
  2. 『官報』第1585号、昭和7年4月14日
  3. 『官報』第1586号、昭和7年4月15日
  4. 『官報』第3440号、明治27年12月14日
  5. 『官報』第6275号、明治37年6月2日
  6. 『官報』第7279号、明治40年10月2日
  7. 『官報』第7342号、明治40年12月17日
  8. 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、17頁。
  9. 『官報』第7337号、明治40年12月11日
  10. 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、39頁。
  11. 『官報』第1094号、大正5年3月28日。
  12. 『官報』第7352号「叙任及辞令」1907年12月28日。
  13. 『官報』号外「叙任及辞令」1907年3月31日。
  14. 『官報』第2858号・付録「辞令」1922年2月14日。
  15. 中野文庫 - 旧・勲一等瑞宝章受章者一覧(戦前の部)
  16. 元帥海軍大将子爵伊東祐亨外四十六名外国勲章受領及佩用ノ件 アジア歴史資料センター Ref.A10112637600 

参考文献

  • 五十嵐栄吉『大正人名辞典』東洋新報社、1917年。
  • 『貴族院要覧(丙)』昭和21年12月増訂、貴族院事務局、1947年。
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