優旃
エピソード
侏儒
優旃は、古代の宮廷芸人の多くがそうだったように「侏儒」(しゅじゅ、小人)であり[1]、笑い話や歌舞で始皇帝を楽しませていた。
あるとき、始皇帝が宮中で宴に興じていると、雨が降り出し、門前に立っている衛兵たちがずぶ濡れになっていた。それを不憫に思った優旃は、衛兵たちを呼び寄せて次のように言った。「君たちは背が高いから、雨の中でも見張りができるんだなあ。私は背が低いから、中で休んでいられるよ」 これを聞いた始皇帝は、衛兵たちを輪番で休ませるよう命じた。
脚注
- 青木五郎『新釈漢文大系115 史記 十三(列伝 六)』明治書院、2013年。ISBN 9784625673184。218-221頁。
- 『倡優』 - コトバンク
- 釜谷武志「賦に難解な字が多いのはなぜか——―前漢における賦の讀まれかた―」『日本中国学会報』第48号、日本中国学会、1996年。25頁。
- 大田加代子「『史記』における「辯」と「滑稽」(下)」『名古屋大學中國語學文學論集』第6号、名古屋大學中國語學文學會、1993年。 NAID 120006220203。19頁。
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