八戸鉱山

八戸鉱山(はちのへ こうざん)は、青森県八戸市にある露天掘り鉱山である。石灰石を採掘しており、現在でも操業中である。八戸鉱山株式会社が経営している。地元では、八戸キャニオン[1]と呼ばれている。展望台も設置されていて自由に眺めることができる[2]

八戸鉱山

採掘

八戸鉱山周辺の空中写真。2013年4月16日撮影の7枚を合成作成。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

人工ではあるものの日本一標高が低い(陸地上の)地点が存在する。その深さは海抜約-170m、つまり海面下である。かつては海抜0mに目印があったが、採掘が進んで消えてしまっている[3]

総延長が10kmにも及ぶ地下輸送管が八戸港埠頭まで延び、採掘された石灰石をベルトコンベアで輸送している。石灰資源の一部は八戸セメントに送られている。 

鉱山はすり鉢状に掘り進められたが、これ以上深く掘削するには横側に掘り進める必要がでてきたため、西側に200mほど拡張する予定である。

基本データ

  • 鉱区の幅:南北に約2km、東西に約1.2km
  • 深度:海抜-170m 地表(川面)から190m
  • 石灰石埋蔵量:10億トン

歴史

  • 1970年昭和45年) 八戸埠頭へ石灰を運ぶためのトンネルの建設が始まる
  • 1973年(昭和48年) 八戸鉱山から八戸埠頭までの地下輸送管が完成する

法人概要

八戸鉱山株式会社
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
031-0815
青森県八戸市大字松館字長坂9-1
設立 1970年8月25日
業種 鉱業
事業内容 石灰石の採掘・販売
資本金 1億円
売上高 66億67百万円(2013年3月期)
純資産 52億40百万円(2013年3月現在)
総資産 125億54百万円(2013年3月現在)
従業員数 99名(2018年度)
主要株主 日鉄鉱業株式会社70%
住友大阪セメント株式会社30%

日鉄鉱業の子会社である八戸鉱山株式会社が所有、経営している。旧商号は住金鉱業株式会社。かつては新日鉄住金(現:日本製鉄)の傘下にあったが、2013年に新日鐵住金が保有する全株式(持株比率70%)を日鉄鉱業に譲渡し、同社の子会社となった[4]。それにともない、2014年4月1日に社名を八戸鉱山株式会社に変更した。

アクセス

脚注・出典

  1. キャニオン(Canyon)は英語で「峡谷」の意味。
  2. 八戸キャニオン”. VISIT HACHINOHE. 2022年8月24日閲覧。
  3. 【セメントのある風景】(1)八戸キャニオン 海面下の石灰石、日本で唯一採掘”. 日刊工業新聞 (2018年4月27日). 2022年8月24日閲覧。
  4. 住金鉱業株式会社の株式の取得(子会社化)に関するお知らせ”. 日鉄鉱業 (2013年8月2日). 2022年8月24日閲覧。

関連項目

外部リンク

This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.