冰
冰(ひょう)は、漢姓の一つ。
中国の姓
| 冰 | |
|---|---|
| 各種表記 | |
| 繁体字: | 冰 |
| 簡体字: | 冰 |
| 拼音: | Bīng[1] |
| 注音符号: | ㄅ一ㄥ |
| 発音: | ピン |
| 英文: | Bing[1] |
冰(ひょう、Bīng)は、漢姓の一つである。
朝鮮の姓
| 冰 | |
|---|---|
| 各種表記 | |
| ハングル: | 빙 |
| 漢字: | 冰 |
| 発音: | ピン |
| 日本語読み: | ひょう |
| MR式: 2000年式: |
Ping Bing |
冰(ひょう、ピン、朝: 빙)氏は、朝鮮人の姓氏の一つである。
著名な人物
氏族と起源
氏族は慶州冰氏が大宗で、その始祖は冰如鏡。『朝鮮氏族統譜』によれば、中国から入ってきた姓氏で、全南谷城地方に多く暮らすというが、『増補文献備考』や『陶谷叢説』にも見えないものが、1930年国勢調査で初めて現れた[5]。冰如鏡は世祖の時、使臣として朝鮮に来たまま帰化して、今日に至る名門である[3][4]。冰如鏡は慶州府院君に封じたことで、後孫たちが本貫を慶州とした[4]。
なお、2015年の韓国の統計庁による調査では漢字表記が下記の「氷」に統一される[6]。
| 氏族(地域) | 創始者 | 人数(2015年)[6] |
|---|---|---|
| 慶州冰氏 | 冰如鏡 | 738 |
| 南原冰氏 | 5 | |
| 三陟冰氏 | 7 | |
| 清州冰氏 | 9 |
慶州「氷」氏
2000年に、韓国の統計庁が行った人口住宅総調査に伴う「姓氏および本貫集計」結果によって、本貫を慶州とする氷氏「慶州氷氏」が1世帯1名発見された[4]。しかしながら、これは上述の「「氷」との違い」とその注釈にあるように、「氷」は「冰」の略字体であり、中華圏では「冰」が公用字体とされており、その上、韓国では、いずれかを公用字体と指定しておらず、互いに通用していることで略体の「氷」を使ったにすぎず、それを混乱して別の姓氏と勘違いして集計したものであって、本来、「冰氏」および「慶州冰氏」に集計しても構わなかった物であろう[注釈 1]。
人口と割合
| 年度 | 人口 | 世帯数 | 順位 | 割合 |
|---|---|---|---|---|
| 1930年 | - | 43世帯 | ||
| 1960年 | ||||
| 1985年 | 464人 | 112世帯 | 274姓中179位 | |
| 2000年 | 723人 | 221世帯 | 286姓中186位 | |
| 2015年 | 763人[6] |
脚注
注釈
出典
- 袁義達・邱家儒(2010) 中国姓氏大辞典, 365頁「冰 bīng」。
- 朝鮮総督府 『朝鮮の姓』(1930), p55,56,57,59,72 ほか。
- 『韓国人の姓氏と族譜』, (2004), p.318
- 金鎮禹 『韓国人の歴史』, (2009), p.368
- “빙 [冰]” [冰] (朝鮮語). NAVER 지식백과 (ネイバー知識百科). ネイバー. 2019年9月10日閲覧。
- “KOSIS”. kosis.kr. 2022年11月20日閲覧。
参考文献
- 朝鮮総督府 編(日本語)『朝鮮の姓』(復刻版)第一書房 (朝鮮総督府)、東京 (京城府)、1977年。
- 「새역사」역사편찬회 編(朝鮮語)『한구인의 성씨와 족보(韓国人の姓氏と族譜)』(第3版)図書出版オンブックス(도서출판 온북스 (onbooks))、ソウル、2008年。ISBN 8995435135。
- 袁義達; 邱家儒 (2010) (中国語). 中国姓氏大辞典 (1st ed.). 南昌市: 江西人民出版社. ISBN 978-7-210-04407-9
- (朝鮮語)『한구인의 역사(韓国人の歴史)』(第3刷)図書出版 春秋筆法(도서출판 춘추필법 )、大田、2010年。ISBN 9788996301202。
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