勝利の日まで (映画)
歌謡
作詞はサトウ・ハチロー、作曲は古賀政男、編曲は仁木他喜雄。歌は霧島昇。
1944年に日本放送協会に委嘱して作られ、映画に先立って同年3月10日に発売された。映画公開と共に、8人の歌手(波平暁男、近江俊郎、志村道夫、高倉敏、菅沼ゆき子、奈良光枝、池真理子、渡辺一恵)によって吹き込まれ、1945年(昭和20年)1月に再発売されている。
映画
| 勝利の日まで | |
|---|---|
| 監督 | 成瀬巳喜男[1] |
| 脚本 | サトウ・ハチロー |
| 製作 | 藤本真澄、本木荘二郎 |
| 出演者 | 徳川夢声、高峰秀子、古川緑波 |
| 音楽 | 鈴木静一 |
| 主題歌 | 勝利の日まで |
| 配給 | 映画配給社 |
| 公開 |
|
| 上映時間 | 58分 |
| 製作国 |
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| 言語 | 日本語 |
東宝製作[3]。前線の海軍将兵の慰問映画として作られたオールスター映画[1]。後に一般にも公開された。モノクロ[2]、スタンダード[2]。
慰問映画ながら、ハリウッドミュージカル映画を思わせる娯楽作となっており、戦時中の作品としては異色作と評される[4]。
監督は今井正が担当する予定だったが、彼が応召したので成瀬巳喜男が代わって担当した。後にゴジラシリーズなどを手掛ける東宝プロデューサー田中友幸の、初担当作品でもある[5][4][3]。田中は、本作品にて後にともにゴジラを手掛けることになる円谷英二と出会ったが、この時点では深い付き合いはなかったという[1]。
フィルムは冒頭の15分程度を除いて散逸している[3][6]。これは、終戦後にGHQによって上映禁止とされた際、フィルムが破却されたためとされている。
脚注
- 東宝特撮映画全史 1983, p. 52, 「田中友幸 特撮映画の思い出」
- 東宝特撮映画全史 1983, p. 544, 「東宝特撮映画作品リスト」
- 円谷英二特撮世界 2001, p. 22, 「初期作品紹介 1945-48年」
- 冠木新市「一九五〇年代のゴジラ映画創造期 『G作品』=ゴジラ誕生前夜」『ゴジラ映画クロニクル 1954-1998 ゴジラ・デイズ』企画・構成 冠木新市、集英社〈集英社文庫〉、1998年7月15日(原著1993年11月)、36頁。ISBN 4-08-748815-2。
- 東宝特撮映画全史 1983, p. 86, 「東宝特撮映画作品史 前史」
- 『戦前日本SF映画創世記』 高槻真樹、河出書房新社、2014年 p.217-218、p.254
- 東宝特撮映画全史 1983, p. 445, 「特別対談 東宝特撮映画未来へ! 小松左京 田中友幸」
参考文献
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