四十住さくら

四十住 さくら(よそずみ さくら、2002年平成14年〉3月15日 - )は、日本スケートボード選手。2021年開催の東京オリンピック スケートボード 女子パーク初代金メダリスト。ベンヌ所属。

四十住 さくら
2022年
個人情報
全国代表日本の旗 日本
生誕 (2002-03-15) 2002年3月15日(22歳)
和歌山県岩出市(当時は那賀郡岩出町
身長159 cm (5 ft 3 in)
体重52 kg (115 lb)
スポーツ
日本の旗 日本
競技スケートボード
種目パーク
クラブベンヌ
成績・タイトル
世界選手権世界選手権
女子パーク:優勝(2018年)
地域大会アジア競技大会
女子パーク:優勝(2018年
国内大会日本選手権
女子パーク:優勝(2018年)
五輪2020年東京:女子パーク - 優勝
最高世界ランク2位(2021年)
獲得メダル
日本の旗 日本
女子 スケートボード
オリンピック
2020年東京パーク
世界選手権
2018 南京パーク
2019 サンパウロパーク
2023 シャルジャパーク
アジア競技大会
2018 ジャカルタパーク
X Games
2018 ミネアポリスパーク
2022 千葉パーク
2022 サウスカルフォルニアパーク
Nitro World Games
2018 ビスタパーク
四十住さくら
YouTube
チャンネル
活動期間 2021年1月19日 -
ジャンル スケートボード
登録者数 1150人
総再生回数 238,275回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2024年3月21日時点。

経歴・人物

和歌山県岩出市出身。岩出市立岩出小学校岩出市立岩出中学校卒業[1]。小学6年生の時に、兄が楽しそうにスケートボードを滑っているのを羨ましそうに見ていたところ、兄から古いスケートボードを譲られたことが、スケートボードをはじめたきっかけとなった[2]。その後、大阪で開催されているスケートボードスクールに通い1年間の猛練習を行なって基礎を身につけた[2]。両親は、スケートボードの道に進むことに当初は反対していたが[3]、スポーツとして本気で一生懸命頑張ること、怪我をしてでも諦めない覚悟をすること、日本一のレディーススケーターになること、この3つを守ることを条件に協力し、自宅の庭に専用のランプセクションを作って、四十住は本格的にスケートボードをはじめるようになった[2]。四十住の両親は金銭的な苦労をしながらも、スケートボードやシューズなどを工面して最大限の支援をしたという[3]

中学時代には、午前6時半に起床して朝の練習をして学校へ行き、午後3時半に下校すると再び自宅前で1時間練習し、塾で2時間勉強し終わると大阪に向かって1時間のレッスンを行い、午後10時にそのパークが閉まると、府内で場所を移して日付が変わるまでボードに乗り、それが終わると母の運転で和歌山に戻り、また午前2時ぐらいまで練習をするという生活を続けたが、四十住はこの生活を楽しんでいた[3]

その後、同県橋本市和歌山県立伊都中央高等学校(昼間定時制)に進学したが、近隣に本格的なスケートボード場がなかったため、午前中の授業を受けると、すぐに母の運転で往復約3時間かけて神戸市まで練習場に通いに行くなど、両親の協力を得ながら練習に取り組んだ[4]

スケートボードの大会初出場は、中学1年生のときに出場した関西のスケートボード大会・SSGカップで、レディース部門2位[1]2016年のAJSA全日本アマチュアレディース部門(ストリート)で優勝し、さらに翌2017年のAJSA全日本アマチュアレディース部門(ストリート)も優勝を果たし、2連覇を達成した[2]。ストリート部門での全日本2連覇後の2017年ごろ、怪我をしにくいことや、湾曲の形状が好みであったことから、パークへの専念を決めた[3]

2017年、ガールズスケーターの世界一大きな大会であるExposureに参加し、AM15overで優勝、Vert proで3位入賞を果たした[2]2018年には、ワールドカップアマチュア15and overランキングで1位となり、第2回日本スケートボード選手権大会で優勝、X gamesでは銅メダル、アジア大会ジャカルタでは金メダルを獲得した[2]

この時点でもまだ自宅近くに練習場がない不十分な環境が続いていたが、2020年の夏ごろに四十住の窮状を聞いた地元の酒造会社である吉村秀雄商店から、かつて精米に使っていた倉庫1棟の無償提供を受け、同年11月、自宅から5分の場所に幅約25メートル、奥行き約23メートル、高さ約15メートルの倉庫内に複数の湾曲面をもつ専用練習場「サクラパーク」が誕生した[4][3]

2021年5月、アイオワ州で開催されたスケートボードの国際大会「DEW TOUR(デュー・ツアー) 2021」のパーク女子決勝では、61.71点を獲得し優勝した[5]

2021年開催の2020年東京オリンピックのスケートボード競技では、8月4日に女子パークで金メダルを獲得して初代女王となった[6]。日本選手団の団長賞も授与された。同年、和歌山県からスポーツ栄誉賞、岩出市から市民表彰、紫綬褒章受章[7][8]。12月28日には岩出市役所前に記念のゴールドポスト(第42号)が設置された(ゴールドポストプロジェクト[9])。 翌年の四十住が新成人代表のスピーチを務めた[10]成人式の日、岩出市の桜の名所の根来寺に桜の記念植樹が行われた[11]

戦績

  • 2016年 AJSA全日本アマチュアレディース部門(ストリート)優勝
  • 2017年 AJSA全日本アマチュアレディース部門(ストリート)優勝
  • 2018年 第2回日本スケートボード選手権大会 優勝
  • 2018年 X games 銅メダル
  • 2018年 アジア大会 金メダル
  • 2018年 世界選手権 スケートボード・パーク女子 優勝
  • 2019年 世界選手権 スケートボード・パーク女子 2位
  • 2021年 DEW TOUR 2021 スケートボード・パーク女子 優勝
  • 2021年 2020年東京オリンピック スケートボード女子パーク 金メダル
  • 2022年 X games Chiba スケートボード・パーク女子 優勝
  • 2022年 X games Southern California スケートボード・パーク女子 2位
  • 2022年 STUオープン スケートボード・パーク女子 2位
  • 2023年 世界選手権 スケートボード・パーク女子 3位

出演

CM

  • 楽天モバイル「楽天モバイル × 四十住選手 iPhone 14 データ無制限で使い倒そう!篇」(2023年3月 - )
  • 第一生命「つながりの数だけ強くなれる篇」(2024年3月 - )

出典

  1. “【知ってる?】スケボー金メダルの四十住さくらはこんな19歳…子供の頃の夢は「保育園の先生」”. スポーツ報知. (2021年8月4日). https://hochi.news/articles/20210804-OHT1T51134.html 2021年8月4日閲覧。
  2. GO BEYONDER-141 四十住さくら (2021年8月4日). 2021年8月4日閲覧。
  3. スケボー・パーク四十住さくら「ヤンキーのイメージ」覆したい (2021年8月4日). 2021年8月4日閲覧。
  4. 老舗酒造の倉庫から、世界へ挑戦 四十住さくら・スケボー女子 (2021年8月4日). 2021年8月4日閲覧。
  5. DEW TOUR 2021 スケートボード・パーク女子|四十住さくら選手 (2021年5月24日). 2021年8月4日閲覧。
  6. 19歳・四十住さくらが初代金 12歳・開心那が銀 スケボーパーク”. 毎日新聞. 2021年8月4日閲覧。
  7. 『官報』第250号、令和3年11月4日
  8. 紫綬褒章、ソフト「金」の上野由岐子さんら最多90人…秋の褒章808人・22団体”. 読売新聞. 2021年11月2日閲覧。
  9. ゴールドポストプロジェクト”. 首相官邸 オリンピック・パラリンピックレガシー推進室. 2022年6月7日閲覧。
  10. 四十住さくら “相棒”手に…艶やか晴れ着ショット披露「新成人代表のスピーチうまく話せるか不安です」”. スポーツニッポン. 2022年1月11日閲覧。
  11. スケボー東京五輪金の四十住選手、出身地にサクラ植樹”. 産経新聞. 2022年1月11日閲覧。

外部リンク

This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.