堀田瑞松
略歴
但馬国(現在の兵庫県豊岡市城南町)出身[2]。ただし、越前国(福井県)出身とする説もある。日本刀の鞘を漆で塗装する職人である鞘塗師の子として生まれ、唐木細工を学ぶ。特に紫檀彫刻に秀で、内国勧業博覧会に出品したほか[1]、孝明天皇に献上し名前の「瑞」の字を賜った[2]。代表作の「楼閣山水紫檀額」は東京国立博物館に収蔵されている[1]。
日本の特許第1号
明治18年(1885年)8月14日には、漆を主成分とする「堀田錆止塗料及ビ其塗法」で日本の特許第1号を取得している。この塗料は、鉄製船舶の船底の防錆を目的とするもので、漆のほかに、鉄粉、鉛丹、油煤、柿渋、酒精、生姜を含んでおり、伝統的かつ国産の材料を活用したものであった[3][4][5]。しかし、特許の内容からリピーターが頻繁に来ないため、経営的には失敗であった。
脚注
- 堀田瑞松 デジタル版 日本人名大辞典+Plus(コトバンク所収)
- 堀田瑞松 但馬の百科事典
- 日本特許1号の堀田錆止塗料 化学工業日報、2013年8月14日
- 日本特許第1号 日本化工塗料
- 産業財産権制度の歴史 特許庁
関連項目
- 専売特許の日 - 堀田瑞松が特許第1号を取得した日に因み、8月14日とされている。
外部リンク
- 特許発明明細書第1号 J-PlatPat - 堀田瑞松が取得した特許第1号
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