天国でまた会おう

天国でまた会おう』(てんごくでまたあおう、原題:: Au revoir là-haut)は、ピエール・ルメートル: Pierre Lemaitre)が2013年に発表した第一次世界大戦後のフランスが舞台の小説である。パリのアルバン・ミシェル出版から出版され[2]、その後、2015年にはフランク・ウインによる英訳版がマックルホース出版から発売された。ゴンクール賞[5]などの注目すべき賞をいくつか受賞し、2017年には映画化もされた。『災厄の子供たち』三部作の1作目で、2作目の『炎の色』は2018年1月に[6]、3作目の『われらが痛みの鏡』は2020年1月に刊行された。

天国でまた会おう
Au revoir là-haut
作者 ピエール・ルメートル
フランスの旗 フランス
言語 フランス語
ジャンル 長編小説[1]
刊本情報
出版元 アルバン・ミシェル出版[2]
出版年月日 2013年8月21日[2]
総ページ数 576[2]
id ISBN 978-2-226-24967-8[2]
OCLC 966242383
NCID BB14220072
受賞
ゴンクール賞(2013年)[3]
シリーズ情報
次作 炎の色[4]
日本語訳
訳者 平岡敦(2015年)
ウィキポータル 文学 ポータル 書物

ストーリー

第一次世界大戦の末期、アンリ・ドルネ・プラデル中尉は、部下の二人を故意に殺害し、彼の指揮下にあった残りの部隊を扇動した。目撃者のアルベール・マイヤールとエドゥアール・ペリクールはドイツ軍の攻撃を生き延びたが、ペリクールは重傷を負った。プラデル、マイヤール、ペリクールの3人は、終戦後、民間人の生活に慣れるために奮闘する。ペリクールとマイヤールは、戦傷者よりも戦没者に同情しているように見える社会に復讐するために、戦争の英雄の記念碑を売る計画を立てる。一方、プラデルは独自の詐欺を企て、ペリクールの姉マドレーヌと関係を持っていた。

出版

2013年に、Éditions Albin Michelから出版された。

  • Pierre Lemaitre (2013-08-21) (フランス語). Au revoir là-haut. Paris: Éditions Albin Michel. ISBN 978-2-226-39207-7. NCID BB14220072. OCLC 966242383

日本語版

日本語版は、2015年(平成27年)10月16日に早川書房より刊行された。訳は平岡敦による。上製本(単行本)と文庫本の刊行は同時で、文庫本は二分冊となった。この訳書は日本翻訳家協会賞翻訳特別賞を受賞している[7]

上製本
文庫本

映画化

ルメートルがデュポンテルと共同で脚本を執筆し、第43回セザール賞脚色賞を受賞している[8]

脚注

出典

  1. 天国でまた会おう (早川書房): 2015”. 書誌詳細. 国立国会図書館サーチ. 国立国会図書館. 2021年11月7日閲覧。
  2. Au revoir là-haut (フランス語). Éditions Albin Michel. 2021年11月7日閲覧。
  3. Tous les lauréats (フランス語). Prix Goncourt. Académie Goncourt (2021年). 2021年11月7日閲覧。
  4. Couleurs de l'incendie (フランス語). Éditions Albin Michel. 2021年11月7日閲覧。
  5. Séry, Macha (2013年11月4日). “Le prix Goncourt attribué à Pierre Lemaitre” (フランス語). Le Monde. https://www.lemonde.fr/livres/article/2013/11/04/le-prix-goncourt-2013-decerne-a-pierre-lemaitre_3507468_3260.html 2020年6月26日閲覧。
  6. Volle, Nicole (2018年1月9日). “Pierre Lemaitre – Couleurs de l’incendie” (フランス語). Enfin livre! (Le Monde). オリジナルの2019年7月19日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20190719021401/http://enfinlivre.blog.lemonde.fr/2018/01/09/pierre-lemaitre-couleurs-de-lincendie/ 2018年3月12日閲覧。
  7. 歴代受賞作品”. 日本翻訳家協会. 2020年7月1日閲覧。
  8. hikita (2018年12月4日). “何もかも奪った国を相手に大胆な詐欺計画が始まる! 傑作小説の映画化『天国でまた会おう』公開決定”. SCREEN ONLINE. https://screenonline.jp/_ct/17232964 2021年11月8日閲覧。

参考文献

This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.