威儀師

威儀師(いぎし)とは、得度授戒法会といった仏教の重要儀式の際に、儀式を進行し、衆僧を指揮する役目の僧侶。貞観12年(870年)以後は、大威儀師小威儀師に分かれた。

概要

奈良時代初期の和銅年間に興福寺に置かれたのが最古の記録である。僧綱に入る前段階で任ぜられる地位で、小威儀師は伝灯大法師、大威儀師は法橋に叙された。宝亀2年(771年)に定員が6名と定められたが、定員の不足から後に権威儀師・従儀師なども設置された。

参考文献

  • 田村圓澄「威儀師」(『国史大辞典 1』(吉川弘文館、1979年) ISBN 978-4-642-00501-2)
  • 曾根正人「威儀師」(『日本史大事典 1』(平凡社、1992年)ISBN 978-4-582-13101-7)
  • 高橋美都「威儀師」(『平安時代史事典』(角川書店、1994年) ISBN 978-4-04-031700-7)
This article is issued from Wikipedia. The text is licensed under Creative Commons - Attribution - Sharealike. Additional terms may apply for the media files.