子撫川

子撫川(こなでがわ)は、富山県高岡市小矢部市を流れる川で、小矢部川の支流。中流には宮島峡の美渓があり、稲葉山・宮島峡県定公園に指定されている。

子撫川
子撫川 2018年12月4日撮影
宮島峡の一の滝辺りで撮影
水系 一級水系 小矢部川
種別 一級河川
延長 19.8 km
平均流量 - m³/s

流域面積 - km²
水源 宝達丘陵
水源の標高 - m
河口・合流先 富山県小矢部市
流域 富山県

特徴

宝達丘陵のうち、高岡市と氷見市の市境になっている尾根(標高502m[1])を源流とし、西中野m[1]三井アウトレットパーク北陸小矢部の辺りで小矢部川と合流する。流長は19.8kmで、富山県内で唯一の逆さ川である[1]

上流部には五位ダム子撫川ダムの二つのダムがあり、子撫川ダムは富山県で有数の規模のロックフィル式ダムとして知られている。中流部で宮島峡という複数の滝のある美渓を形成しており、多くの観光客が訪れる。下流部はアシなどの抽水植物が多く自生し、鳥も多く往来する。

かつてはこの川からその名を取った子撫村が存在していた(現小矢部市)。

子撫川は子を撫でる、という可愛らしい川名を持つが、その川名はとある悲しい伝説に由来している。

地理

宮島峡

中流部の宮島峡には、一の滝、二の滝、三のなど川幅一杯に落ちる滝が点在しているが、この地形は柔らかい地層と硬い地層が島状に並んでいたのが、川の侵食で柔らかい地層のみ侵食され、落差を持つようになったことによる。

支流

  • 通谷川ゲンジホタルの生息地である流域がホタルの里に指定されている)m[1]

子撫川の名の由来

ある時、川の上流の家に旅の僧家に立ち寄った。その家の娘がお茶を出して、そのお坊さんの飲んだ残りを娘が飲むと、やがて娘は身に覚えのない赤ちゃんができた。子供が3歳になったとき、僧が再び訪れると子供から呪いを誦し、子供を抱いて3度撫でたら子供の体はみるみる間に溶けて泡になってしまった。娘は泣く泣く泡になった子供を川に流した。それ以来、この川を子撫川と呼ぶようになった[2][3]

流域の観光地

隣接する道路

脚注

  1. 『富山大百科事典 上巻』(1994年7月1日、北日本新聞社発行)676頁
  2. 小矢部川流域の水文化の概要”. 富山県 (2019年8月16日). 2019年8月16日閲覧。
  3. 茶を飲んで孕んだ話”. 国際日本文化研究センター (2019年8月16日). 2019年8月16日閲覧。

参考文献

関連項目

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