岩雲花香
生涯
1792年(寛政4年3月11日)に阿波国(現在の徳島県阿波市阿波町岩津)で生まれる。17才のときの母の死を機に全国を周遊し、多くの国学者や歌人を歴訪した。1830年(文政13年9月21日)には江戸で平田篤胤に入門した。篤胤のもとでは神代文字について研究し、尊王攘夷を主張した[1]。
1853年(嘉永5年11月)の新嘗祭の夜半、姉小路家の案内で孝明天皇に拝謁した。著書に「西拝師県旧跡禄」、「詞つかひ合鏡」(柳沢信郷と共著)、「やをかの日記」、歌集「花鏡」などがある。1862年(文久2年)、生まれ故郷である阿波市阿波町岩津(岩津橋付近)に神代文字の歌碑を建てた[1]。神代文字の歌碑は全国で唯一である[2]。門徒に尾形長栄、二宮将胤、野口多三郎などがいる[1]。
脚注
- 藤井喬『阿波人物誌』(原田印刷出版、1973年)
- 阿波町教育委員会「鯰の歌碑 説明版」
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