平川橋
平川橋(ひらかわばし)は皇居北側の内濠に架かり、東京都千代田区一ツ橋一丁目から皇居東御苑に渡る木橋である。平川は神田川下流部の古い名で、日比谷入江に合流していた。流路はのちに東回りに変更され日本橋川や外濠川となった。平川の跡は大手濠などになっている。
| 平川橋 | |
|---|---|
![]() 平川橋、西側より | |
| 基本情報 | |
| 国 |
|
| 所在地 | 東京都千代田区 |
| 交差物件 | 内濠 |
| 建設 | 1988年 |
| 座標 | 北緯35度41分24秒 東経139度45分29.4秒 |
| 構造諸元 | |
| 形式 | 桁橋 |
| 材料 | ヒノキ材、鉄骨 |
| 全長 | 29.7m |
| 幅 | 7.82m |
| 関連項目 | |
| 橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 | |
歴史
徳川家康が江戸に入る前はこの付近は上平川村、下平川村などの集落があり、平川という河川に粗末な門がある程度であった[1]。初代の橋が架けられたのは1614年(慶長19年)[2]。1635年(寛永12年)、枡形櫓門と番所が構築された。この櫓門と高麗門、平川橋を含めた一式を平川門といい、竹橋から侵入する敵を撃退する目的があった[1]。平川門は、当時は江戸城三の丸の正門で、徳川御三卿の田安・一橋・清水の各徳川家の登城口であった[3]。奥女中の通用門として「お局御門」[3]、死者や罪人をここから運び出したことから「不浄門」の異名を持つ[2]。
現橋
数度の改修ののち1988年(昭和63年)3月31日に現在の橋に架け替えられた。現橋は台湾産ヒノキ材が使われ、橋脚と橋台は石造り、脚桁には鉄骨が使われている。親柱の擬宝珠には、寛永や慶長などの銘が彫られている[2]。濠は平川橋を境に西側は平川濠、東側は大手濠と呼ばれ、水は平川濠から大手濠に向けて流れる[4]。現在皇居東御苑は一般公開され(開苑日は皇居東御苑#アクセスなど参照)、本橋は東京メトロ東西線竹橋駅からの最寄りの入口となる。
脚注
- 『江戸・東京 橋ものがたり』
- 『東京今昔橋めぐり』
- “千代田の橋 平川橋”. 千代田区観光協会. 2015年4月27日閲覧。
- 皇居外苑濠 濠別管理方針 (PDF) (環境省)
参考文献
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