建物の区分所有等に関する法律
建物の区分所有等に関する法律(たてもののくぶんしょゆうとうにかんするほうりつ、英語: Act on Building Unit Ownership, etc.[2]、昭和37年法律第69号)は、マンションの一室のように、一棟の建物の一部(区分建物)を独立した所有権の対象とすることができるようにし、その場合の権利関係について定める日本の法律である。ふつう正式名称を略して区分所有法と呼ばれる[1][注釈 1]。1962年4月4日に公布された。
| 建物の区分所有等に関する法律 | |
|---|---|
![]() 日本の法令 | |
| 通称・略称 | 区分所有法[1]、マンション法[1] |
| 法令番号 | 昭和37年法律第69号 |
| 種類 | 民事法 |
| 効力 | 現行法 |
| 成立 | 1962年3月30日 |
| 公布 | 1962年4月4日 |
| 施行 | 1963年4月1日 |
| 所管 | 法務省 |
| 主な内容 | 建物の区分所有・区分所有者の団体に関する規制 |
| 関連法令 | 民法、借地借家法、不動産登記法、被災区分所有建物の再建等に関する特別措置法 |
| 条文リンク | e-Gov法令検索 |
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構成
- 第一章 建物の区分所有
- 第二章 団地(65 - 70条)
- 第三章 罰則(71・72条)
- 附則
概要
本法は、区分に所有権を目的とする建物を定義し、区分所有者の権利義務を定義し、権利変動の過程・利害関係人を明確にする。また、一棟の建物に構造上区分された数個の部分で独立して住居、店舗、事務所又は倉庫その他建物としての用途に供することができるものがあるときは、その各部分をそれぞれ所有権の目的とすることができると定め(1条)、当該建物に関する区分所有者の団体(いわゆる管理組合)、敷地利用権、復旧および建替え等について定める。また、1条に規定する建物のことを、区分建物とも呼ぶ。
| 301号室 (専有部分) | 302号室 (専有部分) | エレベー タ 階段 廊下 (法定 共用部 分) |
| 201号室 (専有部分) | 202号室 (専有部分) | |
| 1階店舗 (専有部分) | 管理人室 (規約共 用部分) |
- 201、202、301、302の各号室:住戸(各戸前のバルコニーの専用使用権付)

高層マンションでも、上記イメージの延長となる。こうしたマンションの全景は、バルコニーの部分が凹んだような外観となることが多い。大川端リバーシティ21 センチュリーパークタワー
| 廊下(法定共用部分) | ||
| 202号室 (専有部分) | 階段等 (法定 共用部 分) | |
| バルコニー(法定共用部分、 202号室の専用使用権) | ||
- 「規約共用部分」とは管理規約により共用部分とされる部分で、「法定共用部分」とは法令上当然に共用部分となる部分をいう(区分所有法第4条)。
敷地については「敷地利用権」を参照
参考:『平成21年度版 宅建ポイントマスターI 民法等』TAC マンション、オフィスビル、長屋・テラスハウスなどの建物は、この法律により各住戸等の部分ごとに所有権の対象とすることができる。
裁判例
脚注
注釈
- 「マンション法」と呼ばれることもある[1]。
出典
- “区分所有法とは|不動産用語を調べる【アットホーム】”. アットホーム. 2022年9月3日閲覧。
- 日本法令外国語訳データベースシステム
- 京都地裁平成10年(1998年)2月13日判決、大阪高裁平成10年(1998年)12月17日控訴審判決。判例時報1661号115頁、日本弁護士連合会消費者問題対策委員会(編)『宗教トラブルの予防・救済の手引 - 宗教的活動にかかわる人権侵害についての判断基準』(教育史料出版会 1999年10月)p127 - 128、p157 - 158 ISBN 978-4876523702
- 最判平成21年(2009年)4月23日。
外部リンク
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