徳永兼一郎

徳永 兼一郎(とくなが けんいちろう、1941年4月26日 - 1996年5月17日)は、日本のチェロ奏者。

徳永 兼一郎
生誕 (1941-04-26) 1941年4月26日
出身地 日本の旗 日本東京都
死没 (1996-05-17) 1996年5月17日(55歳没)
学歴 桐朋学園大学
ジャンル クラシック音楽
職業 チェリスト
担当楽器 チェロ

人物・来歴

本名は徳永健一郎。1941年4月26日、東京都生まれ。父はヴァイオリニストの徳永茂、妻はピアニストの徳永扶美子。また、 弟はヴァイオリニストの徳永二男。6歳より小野アンナにヴァイオリンを学び、 10歳でチェロに転向し、斉藤秀雄に師事する。 その後、桐朋学園大学に入学するも、1964年に中退してNHK交響楽団に入団し首席奏者となる。1973年、さらに研鑽をつむためドイツミュンヘンへ留学しワルター・ノータスに師事。 NHK交響楽団の首席奏者として活躍すると同時に、NHK交響楽団のメンバーで構成された東京八重奏団の一員として室内楽にも活躍した。また、東京音楽大学桐朋学園大学で後進の指導にもあたった。演奏家として円熟期を迎えていたが、1991年癌を発症する。その後も治療を受けながら演奏活動を続けるが、次第に病状が悪化。1996年5月17日、神奈川県内のホスピスで死去。55歳没
亡くなる直前の3月にホスピスで開いた小さな演奏会の様子が映像に残されており、NHK「にっぽん点描 最期のコンサート~あるチェロ奏者の死」として放送された(1996年11月17日初放送)。また、この演奏会についてのエピソードが「最後のコンサート ― チェロ奏者・徳永兼一郎」として道徳の教科書に採用されている[1]
また、日本音楽コンクールでは2001年より「徳永賞」が創設され、チェロ部門の最優秀賞に贈られている[2][3]

受賞歴

  • 1956年、第25回音楽コンクールチェロ部門で第1位特賞。
  • 1983年 第3回有馬賞受賞。

録音

  • 『白鳥 徳永兼一郎チェロ名曲集』コロムビアミュージックエンタテインメント 2008年。

脚注

注釈・出典

  1. 教材別資料一覧・関連リンク 5年”. 光村図書出版. 2024年4月13日閲覧。
  2. 音コンの歴史”. 毎日新聞社. 2024年4月13日閲覧。
  3. 創設20年超 日本音コン・徳永賞 亡夫のチェロ愛を次代へ 妻・扶美子さん「これからも若者を応援」”. 毎日新聞社 (2024年2月28日). 2024年4月13日閲覧。
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