戦後日本思想大系

戦後日本思想大系(せんごにほんしそうたいけい)は、1968年(昭和43年)から1974年(昭和49年)にかけて筑摩書房より刊行された第二次世界大戦後の日本思想史の叢書である。全16巻。

概要

1963年(昭和38年)に刊行が始まり1968年(昭和43年)に完結した叢書『現代日本思想大系』(全35巻)の後継企画として刊行された。各巻構成は『現代日本思想大系』(以下「現代大系」)とほぼ同様で、巻頭に「解説」、巻末に「執筆者略歴」「関係年表」を付しているが、収録対象でいうと、現代大系が幕末維新期以降の思想的著作を収録対象としているのと異なり、こちらは第二次世界大戦[注 1]の著作を収録している。また現代大系が著者別編集とテーマ別編集の巻に分かれていたのに対し、すべてテーマ別編集となっている。

全巻の内容

通号タイトル当該巻の編集・解説担当者出版備考
1戦後思想の出発日高六郎1968年7月
2人権の思想武田清子1970年10月
3ニヒリズム梅原猛1968年8月
4平和の思想鶴見俊輔1968年10月
5国家の思想吉本隆明1969年9月
6革命の思想埴谷雄高1969年6月
7保守の思想橋川文三1968年11月
8経済の思想伊東光晴長幸男1971年9月
9科学技術の思想星野芳郎1971年2月
10学問の思想加藤周一久野収丸山真男1971年6月
11教育の思想佐藤忠男1968年12月
12美の思想羽仁進1969年5月
13戦後文学の思想高橋和巳1969年2月
14日常の思想高畠通敏1970年5月
15現代日本論久野収1974年5月
16現代人間論小田実1969年10月

脚注

注釈

  1. 正確には1945年(昭和20年)の敗戦直前(すなわち第二次大戦最末期)のものも含む。

出典

    関連項目

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