放課後ミステリクラブ
『放課後ミステリクラブ』(ほうかごミステリクラブ)は、知念実希人による日本の児童文学。第1巻「金魚の泳ぐプール事件」が2023年6月26日にライツ社より刊行。
| 放課後ミステリクラブ | ||
|---|---|---|
| 著者 | 知念実希人 | |
| イラスト | Gurin. | |
| 発行日 | 2023年6月26日 | |
| 発行元 | ライツ社 | |
| ジャンル | ミステリ、児童文学 | |
| 国 |
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| 言語 | 日本語 | |
| 形態 | 四六判並製 | |
| ページ数 | 160 | |
| 公式サイト | 放課後ミステリクラブ 特設サイト | |
| コード | ISBN 978-4-90-904445-7 | |
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第1巻刊行時点でシリーズ化を予定しており、第2巻「雪のミステリーサークル事件」が2023年10月28日刊行[1][2]、第3巻「動く亀の銅像事件」が2024年2月21日刊行、第4巻「密室のウサギ小屋事件」が2024年夏に刊行予定[3]
概要
小学校4年生が主人公とされていて、子どもから大人まで楽しめる本格ミステリの児童書。漢字にはすべてふりがなが付けられ、子どもでも一人で読めるようになっている[4]。本格的なトリックで、ミステリ小説や謎解きの面白さに触れることができ、読書の楽しさを子どもたちに知ってもらうことを目的として執筆した[5]。
あらすじ
- 金魚の泳ぐプール事件
- 翌日からのプール授業のため、深夜のプールに薬剤投入のために訪れた4年1組担任の真理子だったが、薬剤を投入しようとプールを見ると、多数の金魚が泳いでいた。翌日の4年1組のプールの時間は自習となり、成り行きでミステリトリオの天馬に調査を依頼した。この日のプール授業は、4年1組のみだった。
- 雪のミステリーサークル事件
- 休日の日直当番のため出勤した真理子は、純白の校庭に出現したミステリーサークルを見つける。誰が何の目的で作成したのか、ミステリトリオを学校に呼び出し、調査を依頼した。
- 動く亀の銅像事件
- 昼休みに友達と校庭でドッジボールをしていた重田太一は暴投で転がったボールをとりに校庭の隅に行くと、亀が茂みから頭を出していた。翌日の登校中に早乙女華に話すと成り行きで教室に入る前に見に行くことになり、銅像のそばに行くと昨日とは変わって、顔とともに甲羅半分が茂みから出ていた。銅像が動いたと思った太一は昼休みにミステリトリオに調査を依頼した。
用語
- ミステリトリオ
- 美鈴の「みす」、天馬の「て」、陸の「り」をとって「ミステリトリオ」と呼ぶクラスメイトもいる[7][5]。
- ミステリクラブ
- 放課後はクラブ活動以外では学校に残れない規則のため、ミステリクラブを設置して真理子先生が顧問になっているということにしている[8]。部室は校舎4階の奥の小さな部屋で、前年度まで倉庫だったが3人で掃除してミステリクラブ部室ということにした[9]。美鈴は小さなトランポリンと体操用の鉄棒を、天馬は理科の実験器具を持ち込み時折実験をするほか仮眠用の寝袋を、陸はBARを経営している親戚から改装時に不要となったジュークボックスとカウンターやイスを貰い受け部室においた[10][11][5]。
- 消えた給食代事件
- 天馬が最初に解決した事件で、真理子が職員室に置いておいたペンケースにクラスで集めた給食代を入れていたらケースごと行方不明になったもので、天馬はカラスがもっていったのではと推理し、美鈴が取りに行くとカラスの巣にペンケースがあった[12]。
登場人物
主要人物
4年1組
- 早乙女華(さおとめ はな)
- 病弱で学校を休むことが多い。家は裕福。
- 重田太一(しげた たいいち)
- クラスで一番身体が大きい。華とは家が隣同士なので幼馴染でもある[13]。
上級生と下級生
- 松本和也(まつもと かずや)
- 6年生で一番身体が大きい。北海道在住の祖母がいる。
- 種田空良(たねだ そら)
- 1年生。祖父は宇宙船を作っている。
教職員
- 歌野(うたの)
- 音楽教師
- ジョージ
- アメリカ人の英語教師。イギリス帰りの天馬は普通に会話できる。
- 用務員
- 男性。推理に夢中になり亀の銅像前で動かない天馬を心配する。
既刊一覧
| 巻数 | タイトル | 初版発行日(発売日) | ISBN |
|---|---|---|---|
| 1 | 放課後ミステリクラブ 1 金魚の泳ぐプール事件 |
2023年6月26日(同日[14]) | 978-4-90-904445-7 |
| 2 | 放課後ミステリクラブ 2 雪のミステリーサークル事件 |
2023年10月28日(同日[15]) | 978-4-10-180027-1 |
| 3 | 放課後ミステリクラブ 3 動く亀の銅像事件 |
2024年2月21日(同日[16]) | 978-4-909044-49-5 |
脚注
- 放課後ミステリクラブ2雪のミステリーサークル事件|ライツ社 ライツ社
- 『放課後ミステリクラブ 1金魚の泳ぐプール事件』知念実希人作、Grin.絵 子供と読書つなぐミステリー 産経新聞 2023年7月22日
- 第3巻 2024, p. 160.
- 放課後ミステリクラブ 1金魚の泳ぐプール事件 絵本ナビ
- 知念実希人さん初の本格児童書ミステリー「放課後ミステリクラブ」シリーズ 未来の本好きを増やしたくて 好書好日 2023年9月22日
- “本屋大賞、児童書が初ノミネート 「読書好き」育てる一冊に 知念実希人さん『放課後ミステリクラブ』”. 毎日新聞. 毎日新聞社 (2024年3月4日). 2024年5月5日閲覧。
- 第1巻 2023, p. 26.
- 第1巻 2023, p. 44.
- 第1巻 2023, p. 34.
- 第1巻 2023, p. 36.
- 第3巻 2024, p. 100.
- 第1巻 2023, p. 46.
- 第1巻 2023, p. 117.
- “放課後ミステリクラブ 1金魚の泳ぐプール事件”. ライツ社. 2022年11月2日閲覧。
- “放課後ミステリクラブ 2雪のミステリーサークル事件”. ライツ社. 2023年11月2日閲覧。
- “放課後ミステリクラブ 3 動くカメの銅像事件”. ライツ社. 2024年2月29日閲覧。
外部リンク
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