岡山県のラーメン
岡山県のラーメン(おかやまけんのラーメン)では、日本の岡山県におけるラーメンについて記述する。

本項では、岡山県におけるラーメン全般を取り上げ、説明やリンクを示す。分類については、昔から地域に根付いているものから、地域おこしや土産用のために開発されたもの、特徴のある独創的なものまで幅広く取り上げる。
地域に定着しているもの
岡山ラーメン
県都・岡山市のラーメン店を中心に古くから作られ、食されている醤油ラーメン。鶏ガラを使用するものと、豚骨を加えたものがある。
第二次世界大戦直後の岡山市中心市街地で、屋台やバラック小屋から発祥した。そのラーメンの影響を受けた人々が、そのラーメンの味を引き継ぎ、また改良しながらご当地ラーメンとして成り立っていった[1]。
製麺業者が「岡山ラーメン」として商品化している。
地域おこしによるもの
各土地の産物を材料にしたオリジナルや岡山外地のラーメン文化の流入に影響されたラーメンも存在する。各店の独自路線を貫徹している。
なお、他地域のラーメンの特徴を併せ持ったものもある。
千屋ラーメン
地柳生ラーメンとも呼ばれる。新見市千屋地区を中心に育てられている千屋牛を使用した牛骨ラーメン。千屋牛は、生産頭数が少なく、幻の黒毛和牛とも言われている。特徴としては、出汁に千屋牛の牛骨を使い、具材に千屋牛のスジ肉を使用した牛チャーシューが乗る。
津山ラーメン
県北部の最大都市・津山市で、地元民が町おこしを兼ねて、土産用に地元食材を使用したラーメンを「津山らーめん」として商品化されたことで、その名が知られるようになる。特徴としては、作州黒豚を用い、スープに蜂蜜、麺に山芋といった津山市の特産品が用いられている。
1999年(平成11年)7月に産学官で発足した「美作女子大学技術交流プラザ」(現:美作大学技術交流プラザ)に参加したラーメン好きのメンバーが中心となり地場産の食材をふんだんに使った美味しい津山ラーメンを作り、街の活性化をも目的のひとつとして開発された商品。地元の食材を使ったスープの研究から始め、開発から3年後の2002年(平成14年)6月におみやげ用として発売開始。
井原ラーメン
県南西部の井原市で、市民らでつくるNPOが井原鉄道井原線の開業10周年を記念して、井原線沿線地域の食材を使用したラーメンを開発し、「いばらーめん」[5]として開業記念日の1月11日に井原駅で試験販売を行なったところ、好評だったため、2009年(平成21年)4月1日から井原鉄道が販売を引き継ぎ、井原駅舎内のキッチンスナックコーナーにて提供するようになり、その名が知られるようになる。特徴としては、岡山市にある地場大手の製麺業者の特製めんとスープをベースにした低価格の醤油ラーメンで、井原市産の醤油を使用。具材には、井原市産の美星豚を使用した焼豚と、明治ごぼう(明治ごんぼう)を使用した牛蒡の金平、小田郡矢掛町産のモヤシ、倉敷市真備町の竹の子を使用したメンマが載る。
風の家ラーメン
真庭市蒜山の国道482号の道の駅風の家で提供されている人気の名物ラーメン。特徴として、具材に蒜山高原で育てられたジャージー牛の牛チャーシューに、蒜山大根の大根おろしが載った、醤油豚骨味のラーメン。
倉敷ラーメン
製麺業者が観光都市・倉敷市のご当地ラーメンとして「倉敷ラーメン」を商品化し、その名が知られるようになる。ただし、倉敷市における倉敷ラーメンとしての定義付けは、はっきり定まっていない。
脚注
- クラタ食品
- 上原哲郎監修『おかやま めんキング』株式会社エディターズ、2009年。
- 頼正康生発行『タウン情報おかやま4』株式会社アス、2009年。
- 岡山ラーメンキング3 (株式会社エディターズ)2005年
- 「いばらーめん」ぜひ食べて 山陽新聞 2009年3月27日
参考文献
- 社団法人岡山県観光連盟パンフレット「これぞ岡山ご当地グルメ」(企画・発行:株式会社オークシード) - 2008年
- 山陽新聞 (株式会社山陽新聞社) - 掲載記事
- タウン情報おかやま (株式会社ビザビリレーションズ) - 掲載記事
- Wink 福山・備後 (株式会社アスコン) -掲載記事
- 岡山ラーメンキング (株式会社エディターズ)
- 岡山ラーメンキング2 (株式会社エディターズ)
- 岡山ラーメンキング3 (株式会社エディターズ)
外部リンク
- 岡山ラーメン学会
- 笠岡のラーメン屋さん特集(岡山県笠岡市) - All About 2004年2月25日
- 新見ラーメンいぶき - さんようタウンナビ - 山陽新聞社 - ウェイバックマシン(2007年10月31日アーカイブ分)