日本酒辛口ブーム
日本酒辛口ブーム(にほんしゅからくちブーム)とは、1980年代の日本で発生した辛口の日本酒のブームである。
1980年代から20年あまり辛口ブームは続いてきたが、2000年代後半には同じ銘柄でも辛口版と甘口版を造って世に問う醸造元や、無濾過・濁り酒・霞み酒などどっしりとした造りをセールスポイントにする酒が増えてきた。
ブーム到来の理由
このブームの到来の理由として、以下のようなものが考えられている。
三増酒への反動
それまでの三増酒が、水飴などの糖類を加えた甘ったるい味が多かったので、「甘い酒 = 悪い酒」といった一方的なイメージが消費者のあいだに定着し、その反動として、三増酒の時代が本格的に終わった1980年代後半からは日本酒において辛口に価値がおかれるようになった、とする考え方。
ビールからの影響
1987年に、アサヒビールが辛口であることをセールスポイントにかかげたアサヒスーパードライを売り出し、大ブレークした(ドライビールも参照)。これが日本酒にも波及してきたとする考え方[1]。
脚注
- 増田晶文「第1章 地酒を醸す現場に行く」『うまい日本酒はどこにある?』(第1刷)草思社、2004年9月30日、60頁。ISBN 4-7942-1347-6。
関連項目
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