日野神社 (西宮市)

日野神社(ひのじんじゃ)は、兵庫県西宮市日野町にある神社。主祭神は天照大神、他に豊受大神春日大明神を祀る[1]。境内を覆う林は兵庫県の天然記念物に指定されている[2]

日野神社
所在地 兵庫県西宮市日野町2-51
位置 北緯34度44分57.秒 東経135度22分12.637秒
主祭神 天照大神
豊受大神
春日大神
創建 康安年間
地図
日野神社の位置(兵庫県内)
日野神社
日野神社
日野神社 (兵庫県)

概要

神社のある土地は、古くは瓦林(河原林)荘と呼ばれ、さらに古くは廣井荘と称し、摂津国廣井連(百済王避流王の後裔)と関係のある土地であったらしい。当神社の周囲は建武3年(1336年)に赤松則村の家臣・貴志義氏によって築城された瓦林城の城跡とされる。貴志五郎四郎義氏は、現在の三田市にあった貴志荘を母体とする武将である。その後、菅原道真の子の右馬之介を家祖とし、足利尊氏の家臣として三河から移住して来た、瓦林(河原林)氏が居城とした。北朝の康安年間(1361年 - 1362年)、瓦林弾正左衛門が瓦林城の鎮守として城内に日野神社を創建した。

神仏分離以前は虎爪林(こつめばやし)神宮寺が併設され、本尊は観世音菩薩であった。境内社に愛宕神社、琴平神社、厳島神社等。

平成7年(1995年)の阪神・淡路大震災で社殿が全壊。永らく仮殿のままであったが、平成22年(2010年)に再建された。

日野神社社叢

常緑広葉樹林の森が神社を囲むようにあり、阪神間では貴重な緑であることから兵庫県指定天然記念物[2]や西宮市の景観樹林[3]ひょうごの森百選に選ばれている。

広さは約1.35ヘクタールあり、常緑樹のクロガネモチ、モチノキ、クスノキなどが主体で、落葉樹のハゼノキなどもある。[4][5]

日野神社の周辺で武庫川流域下水道工事事業があり、工事の前後など1978年から1990年まで6回、植物への影響調査が行われた。[6]

境内社

  • 愛宕神社
  • 稲荷神社
  • 金刀比羅神社
  • 出雲神社

境内

関連項目

現地情報

交通アクセス

周辺

  • 厳島神社 - 日野神社から北へ。
  • 熊野神社 (西宮市) - 日野神社から南へ。北西にも別の熊野神社がある。

脚注

  1. 日野神社|兵庫県神社庁 神社検索”. 2023年3月12日閲覧。
  2. 『西宮の文化財』西宮市教育委員会、1982年、22頁。
  3. 景観樹林保護地区指定一覧表”. 2023年3月12日閲覧。
  4. 『日野神社社叢の保全に関する調査報告書Ⅱ』西宮市教育委員会、1991年、2頁。
  5. 武野真也、石井弘明. 兵庫県日野神社社叢における 27 年間の森林群落動動態”. 2023年3月12日閲覧。
  6. 『日野神社社叢の保全に関する調査報告書Ⅱ』西宮市教育委員会、1991年、はじめに,68頁。


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