時代屋の女房
内容
東京・大井で骨董屋「時代屋」を営む安さんと呼ばれている35歳で独身の男性と、そこへやってきた真弓という女性の恋物語。舞台となった骨董店「時代屋」は実在の骨董店で、当時は大井町駅近くの大井三ツ又交差点の一角にあった。1990年代末、都道拡幅予定地のために渋谷区、広尾商店街に移転した。
シリーズ
2編が発表されている。なお、上記正編についても、文庫化の際に『時代屋の女房・泪橋』に改題されている。
- 続・時代屋の女房(1983年) 文庫化の際に『時代屋の女房2』に改題
- 時代屋の女房 怪談篇(1986年)
映画
時代屋の女房
| 時代屋の女房 | |
|---|---|
| 監督 | 森崎東 |
| 脚本 |
荒井晴彦 長尾啓司 |
| 原作 | 村松友視 |
| 製作 |
杉崎重美 中川完治 |
| 出演者 |
渡瀬恒彦 夏目雅子 |
| 音楽 | 木森敏之 |
| 撮影 | 竹村博 |
| 編集 | 杉原よ志 |
| 製作会社 | 松竹 |
| 配給 | 松竹 |
| 公開 | 1983年3月19日 |
| 上映時間 | 97分 |
| 製作国 |
|
| 言語 | 日本語 |
| 配給収入 | 9億円[1] |
| 次作 | 時代屋の女房2 |
1983年3月19日公開。製作・配給は松竹。
当初、『時代屋の女房』の併映作には根岸吉太郎監督の『俺っちのウエディング』が予定されていた[2]。しかし、松竹は、1983年2月中旬、突如、併映作をリバイバル公開の『蒲田行進曲』に変更した[2]。同時に、併映を予定されていた『俺っちのウエディング』は『ふしぎな國・日本』との組合せで同年のゴールデン・ウィーク公開となった[2]。キネマ旬報は、原作・監督・主演のどれもインパクトに欠け、その上、併映作がリバイバル作品になったことから、配給収入を3億円台からギリギリ4億円までと悲観的な興行予測をしていた[2]。
キャスト
スタッフ
時代屋の女房2
| 時代屋の女房2 | |
|---|---|
| 監督 | 長尾啓司 |
| 脚本 |
長尾啓司 鈴木敏夫 |
| 原作 | 村松友視 |
| 製作 |
升本喜年 中川滋弘 |
| 出演者 |
古谷一行 名取裕子 |
| 音楽 | 松村禎三 |
| 撮影 | 羽方義昌 |
| 編集 | 松浦和也 |
| 製作会社 | 松竹 |
| 配給 | 松竹 |
| 公開 | 1985年4月27日 |
| 上映時間 | 98分 |
| 製作国 |
|
| 言語 | 日本語 |
| 前作 | 時代屋の女房 |
1985年4月27日公開。製作・配給は前作と同じ松竹。 夏目雅子が1985年2月以降、慶應病院に入院し、退院は秋まで延びると予想されたことから[3]、夏目の代役に名取裕子が抜擢された[4]。名取は同時期に製作が進められていた東映『ひとひらの雪』のヒロインに決定したと報じられたが[5]、『ひとひらの雪』の製作が混乱中に[5]、本作に飛びつき『ひとひらの雪』は降板した(代役は秋吉久美子)[5]。その他の主要キャストも一新された珍しい続編[6]。同時上映『哀しい気分でジョーク』(ビートたけし主演:瀬川昌治監督)。
キャスト
スタッフ
- 監督:長尾啓司
- 製作:升本喜年・中川滋弘
- 原作:村松友視
- 脚本:長尾啓司・鈴木敏夫
- 音楽:松村禎三
- 撮影:羽方義昌
- 美術:芳野尹孝
- 録音:小林英男、小尾幸魚
- 照明:佐久間丈彦
- 編集:松浦和也
- 助監督:川上裕通
- スチール:金田正
ドラマ
2006年2月14日の21:00 - 22:54に日本テレビ系の『ドラマコンプレックス』で放送。
キャスト
脚注
- 「1983年邦画4社<封切配収ベスト作品>」『キネマ旬報』1984年(昭和59年)2月下旬号、キネマ旬報社、1984年、116頁。
- 「興行価値 日本映画 漁夫の利を狙う「時代屋」」『キネマ旬報』1983年(昭和58年)3月下旬号、キネマ旬報社、1983年、170 - 171頁。
- “インサイドMEMO 夏目雅子、秋まで病院で"充電"”. 報知新聞 (報知新聞社): p. 15. (1985年5月19日)
- 高尾友行 (1985年5月6日). “PEOPLE 時代屋の女房を攻演 名取裕子インタビュー チャンス 努力 出会い積み重ねてトップへ 輝く自信 『うまい』なんて言われたくない!!”. 報知新聞 (報知新聞社): p. 16
- 「雑談えいが情報」『映画情報』、国際情報社、1985年4月号、72-73頁。「雑談えいが情報」『映画情報』、国際情報社、1985年5月号、72-73頁。
- 『週刊宝石』 光文社 1985年5月10、17日号 p.184「ゴールデンウイークおもしろ映画BOX」
外部リンク
- 時代屋の女房(1983) - allcinema
- 時代屋の女房 - KINENOTE
- Jidai-ya no nyobo - IMDb(英語)
- 時代屋の女房 - 松竹
- 時代屋の女房2(1985) - allcinema
- 時代屋の女房2 - KINENOTE
- Jidai-ya no nyobo 2 - IMDb(英語)
- 時代屋の女房2 - 松竹
- 時代屋の女房(2006) - allcinema
- 1985年の映画
- 松村禎三の作曲映画