核酸増幅検査

核酸増幅検査(かくさんぞうふくけんさ、: Nucleic acid Amplification Test、NAT)とは、輸血製剤に生体内由来の病原体が存在したか、いま存在しているかを確認するための遺伝子増幅反応を用いた検査法[1]。一般にNATと呼ばれることが多い[2]。従来はPCRRNAウイルスに対してはRT-PCR)による増幅が主流だったが、近年ではリガーゼ連鎖反応、TMA(Transcription Mediated Amplification)、NASBA(Nucleic Acid Sequence-Based Amplification)など様々な核酸増幅法が開発されている。

概要

血中のウイルスは検査で検出できないウインドウピリオドと呼ばれる時期がある[2]。抗体検査よりウインドウピリオドが短いNATを導入することにより輸血後の感染リスクを軽減させることができる[1]

ウイルス抗体検査のウインドウピリオドNATのウインドウピリオド
HIV22日間約11日
HCV82日間約23日
HBV59日間約34日
HTLV-151日間施行せず

脚注

  1. 後藤 幸生『プラクティカル医学略語辞典 第5版』南山堂、2005年。ISBN 978-4525013257。
  2. 北海道赤十字血液センター:NAT

関連項目

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