桜川東子シリーズ
『桜川東子シリーズ』(さくらがわはるこシリーズ)は、日本の推理作家である鯨統一郎の推理小説シリーズ。
渋谷区にある日本酒バー〈森へ抜ける道〉で、常連の工藤と山内、そしてマスターの通称「厄年トリオ」は未解決事件の話に花を咲かせている。そこへ、金曜日に日本酒好きのメルヘンを専攻する女子大生・桜川東子が現れ、聞いた話をもとに、童話・民話に隠された謎に絡めて難事件を解決する推理小説シリーズである。
主な登場人物
シリーズ作品
『九つの殺人メルヘン』
渋谷区にある日本酒バー〈森へ抜ける道〉。常連客である刑事の工藤と犯罪心理学者の山内、そして店のマスターの「厄年トリオ」が顔を合わせる金曜日の夜、メルヘンを専攻する女子大生・桜川東子が店を訪れ、未解決事件の話を聞きながらグリム童話の新解釈になぞらえて容疑者の強固なアリバイを崩していく。全9話。
『浦島太郎の真相 ‐恐ろしい八つの昔話』
工藤と山内、店のマスター・島の「ヤクドシトリオ」は、私立探偵となった工藤が持ち込んだ謎が解けない殺人事件の話に花を咲かせている。そこへ、大学院生となった桜川東子が現れ、日本のお伽噺になぞらえて鮮やかな推理を展開する。全8話。
『今宵、バーで謎解きを』
酒を楽しみながら馬鹿話と世間を賑わせている未解決殺人事件の顛末を語る「ヤクドシトリオ」のもとへ桜川東子が現れ、ギリシャ神話の新解釈で数々の難事件を解き明かす。全7話。
『笑う娘道成寺 女子大生桜川東子の推理』
バーにアルバイトとして入った歌舞伎好きの阪東いるか、そしてお馴染みの「ヤクドシトリオ」と桜川東子は往年の銀幕スターへの思慕と、巷を賑わす未解決事件に花を咲かせていた。いるかが事件を歌舞伎の類似点を指摘すると、すかさず東子が新解釈で名推理を披露する。全6話。
『オペラ座の美女 女子大生桜川東子の推理』
「ヤクドシトリオ」と、最近ビールに凝り始めた阪東いるかは、桜川東子を交えて、いつものごとく未解決事件の話題をする。いるかが歌舞伎を極めるために観るようになったオペラの演目に見立てて東子が謎を解く。全5話。
『ベルサイユの秘密 女子大生桜川東子の推理』
宝塚歌劇の見立てで未解決事件の話題をする。全4話。
『銀幕のメッセージ 女子大生桜川東子の推理』
- 書誌情報
- 2018年7月19日、光文社、ISBN 978-4334912307