インベストメント鋳造
概要
複雑な形状の製品を簡易に製造できる手法として用いられる。ワックス(蝋)や発泡スチロールのように高温で消失する素材で原型を製作する。ワックス(蝋)を使用する場合にはロストワックス鋳造(lost wax casting)と呼ばれる。
工程
特徴
- 鋳造自体に高価な金型等を必要とせず、初期コストが安い。
- 鋳型を分割する必要がないため、金型や砂型では抜くことが難しい複雑な形状であっても、容易に鋳造することができる。また、バリやパーティングライン(左右の型を合わせた場合に必ず出来る条線)も生じない。ただし原型を金型で量産する場合、原型に対して後加工が必要となる。
- 鋳型として磁器を用いるため、寸法精度が比較的高い。
- 原型・鋳型とも使い捨てのため、ダイカストなどと比較して大量生産には向かない。
- あまり大型の鋳物を製造することはできない。
以上の特徴から、歯車などの小型で精密な機械部品、あるいは指輪やペンダントなどの装身具などを製造するために用いられることが多い。
脚注
- “フルモールド鋳造法について”. 2017年2月13日閲覧。
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