滴
概説
滴を形成する最もシンプルな方法は、小さな直径の管を垂直に立て、下端から液体がゆっくりと流れるようにする、というものである。ぶら下がった液体が一定の大きさを超えると、不安定になって、自然に滴となり、したたり落ちる。滴はまた、蒸気を急激に冷やし圧縮することによっても、あるいは多めの液体をスプレーすることによっても形成できる。
物理的解析
管から伸びる液の形状を半径 R の円柱とし、同量の液が半径 r の滴に分離する状況を考えると、r > 1.5R のとき、液の表面積は円柱形よりも(球体に近い)滴の状態のほうが小さくなる[2]。物体には表面エネルギーを小さくするように変形する力がはたらくため、このとき液は滴に分離する。そのため、管の半径 R を小さくする(たとえばホースの先端を手でつぶす)と液は滴になりやすい。[3]
出典
- デジタル言辞泉
- ドゥジェンヌ他『表面張力の物理学』(2版)吉岡書店、2008年、10頁。ISBN 978-4-8427-0345-9。
- 中島章『固体表面の濡れ制御』内田老鶴圃、2007年。ISBN 978-4-7536-5631-8。
- Scientists have solved the riddle behind one of the most recognisable, and annoying, household sounds: the dripping tap. And crucially, they have also identified a simple solution to stop it, which most of us already have in our kitchens.ケンブリッジ大学(2018年7月22日閲覧)
外部リンク
- 英語版 AppleScript 「Applets and droplets」の項に、滴のアプレットについての記述あり
- (英語) 液体の彫刻 - 水滴の写真
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