滝の拝
概要
付近の川床は約1kmにわたり、熊野層群下里累層が露出して出来ており、小石が水流で転がって岩石を削り、次第に深い穴になった甌穴(ポットホール)が多数形成され、その一部が水路状になり、奥が落差約8mの滝になっている[1]。
伝説
昔、滝の拝の近くに、太郎という侍が居り、人々の目を楽しませるために滝の周辺の岩床に刀で穴を掘り続けていた。ある日、千個目の穴まであと1つというところで刀を滝壺に落としてしまう。太郎は刀を拾うために滝壺に潜ったきり戻ってこないため、家人や近所の人々は滝の主に食われたのだろうと七日の法事をしていたが、その時に太郎がひょっこり帰って来たため驚いた。太郎の話では滝壺の底に立派な宮殿があり、そこに住む滝の主だというお姫様が大勢の侍女とともに太郎を大歓待してくれたとのこと。太郎は夢中になって遊んでいたが、ふと家のことが気になり戻ってきたが、落とした刀と一緒に丸い大きな石を土産にもらって帰ってきたのだという。太郎が戻ってからは、それまで滝壺で雷のようにゴロゴロと鳴っていた音がピタリと止んだという。
なお、そのとき持って帰ったとされる石が近くにある金比羅神社の境内に置かれている。
アクセス
- JR紀勢本線 古座駅から古座川沿いの県道38号線を約7km上り、明神橋交差点から県道43号線を約12km上る。(滝ノ拝トンネルを越えてすぐ)
- JR古座駅から「古座川町ふるさとバス」田川行き乗車約44分「滝の拝」下車。
脚注
- 滝の拝:熊野の観光名所(み熊野ねっと)
- 滝ノ拝が県文化財に 名勝・天然記念物は3件目 - AGARA紀伊民報(2010年03月17日)
- ボウズハゼが岩登り 古座川の名勝「滝の拝」 紀伊民報、2023-12-05閲覧
- 「トントン釣り」解禁 古座川町「滝ノ拝」 - AGARA紀伊民報(2010年06月16日)
関連項目
外部リンク
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