瀬戸市立品野台小学校

瀬戸市立品野台小学校(せとしりつ しなのだいしょうがっこう)は、愛知県瀬戸市上品野町1234にある公立小学校瀬戸市立品野中学校の学区に含まれている。学区内には名古屋学院大学瀬戸キャンパスや品野台カントリークラブなどがある。

瀬戸市立品野台小学校
地図北緯35度15分20.1秒 東経137度08分00.1秒
国公私立の別 公立学校
設置者 瀬戸市
設立年月日 1975年4月1日
共学・別学 男女共学
学校コード B123210004107
所在地 480-1214
愛知県瀬戸市上品野町1234
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校

地理

品野地区は瀬戸市街地から国道248号を北東に約4㎞進んだ場所にある。岐阜県の東濃地方との境界にあり、北側には愛知高原国定公園がある[1]尾張地方最高峰の三国山(701メートル)も学区内であり、三国山は尾張国三河国美濃国の三国境となっている[2]。紅葉の時期には多くの観光客が訪れる岩屋堂までも遠くない[1]

歴史

前身の学校時代(上品野小学校)

前身の学校は1873年明治6年)に六ヶ村組合立同帰学校として創立[3]1941年(昭和16年)には品野町上品野国民学校に改称し、1947年(昭和22年)には品野町立上品野小学校に改称。1959年(昭和34年)に品野町が瀬戸市に編入され、瀬戸市立上品野小学校に改称した[2]。当時の住所は上品野町725[4]

旧校地時代

戦後の第一次ベビーブーム瀬戸市立下品野小学校の児童数が増加したため、下品野小学校の学区だった中品野地区の一部と上品野小学校の学区だった上品野地区を学区として、1975年(昭和50年)4月1日に瀬戸市上品野町1347に瀬戸市立品野台小学校が開校した[1][2]。開校した1975年度(昭和50年度)の児童数は402人、1977年度(昭和52年度)の児童数は411人、1987年度(昭和62年度)の児童数は297人、1997年度(平成9年度)の児童数は206人だった[2]

現校地時代

校門

東海環状自動車道の建設に伴い[2]1999年平成11年)4月1日には旧校舎の約200m南側にある[5]上品野町1234の現在地に移転した[2]

2005年(平成17年)には瀬戸市が隣接学校選択制を試行導入し、品野台小学校は市内全域から通学できる特認校となった[6]。2006年10月7日には瀬戸市立図書館の「地域図書館」事業の第1号となり、学校図書室の市民への休日開放が開始された[7]。土日祝日の開館中は司書が在館し、予約本の受け取りなども可能である[8]。先進的な取り組みとして図書館界でも取り上げられている[8]

2007年度(平成19年度)の児童数は140人、2017年度(平成29年度)の児童数は84人だった[2]

特色

1999年(平成11年)4月に移転した現行校舎の設計は日建設計文部科学省経済産業省によるエコスクール事業のパイロットモデル校であり、公共建築協会による公共建築賞[9]、日本建築家協会によるJIA環境建築賞[9]、東海建築文化センターによる中部建築賞[2]、愛知県による愛知まちなみ建築賞[2]などを受賞している。このため、教育関係者や建築関係者が多数視察に訪れている。2010年(平成22年)には文部科学省が作成した先進的な校舎の事例集に取り上げられ、窓上部のひさしで日照量を調整する南向き教室が「まぶしくない暑くない教室」として紹介されている[10]

瀬戸市では初めて、教室や職員室に壁に仕切りがない「オープンスクール」が採用されている[5]。学校内で必要な電力の約1/4をまかなう太陽光発電設備が設置されているほか、トイレの洗浄水に雨水を利用するなどの節水設備も設けられている[11]。敷地内には70平方メートルの水田が設けられ、1999年度(平成11年度)から田植え体験などを行っている[12]。敷地内には登り窯も設置され、瀬戸焼で知られる瀬戸市で唯一登り窯のある小学校である[13]。毎年秋には児童が製作した皿や人形などが焼成される[13]

児童数の変遷

『愛知県小中学校誌』(2018年)によると、児童数の変遷は以下の通りである[2]

1975年(昭和50年) 402人
1977年(昭和52年) 411人
1987年(昭和62年) 297人
1997年(平成9年) 206人
2007年(平成19年) 140人
2017年(平成29年) 84人

脚注

  1. 『六三制教育五十周年記念 愛知県小中学校誌』p.428
  2. 『六三制教育七十周年記念 愛知県小中学校誌』p.324
  3. 『六三制教育三十周年記念 愛知県小中学校誌』p.328
  4. 『六三制教育二十周年記念 愛知県小中学校誌』p.287
  5. 「学校だより 瀬戸市品野台小 新校舎で伸び伸びと」『中日新聞』、1999年5月17日
  6. 「隣接学校選択制や特認校 新入生 期待の入学式 瀬戸・品野台小など」『中日新聞』、2005年4月7日
  7. 「学校図書室を休日開放 来月7日 品野台小『地域図書館』第1号 瀬戸市」『中日新聞』、2006年9月13日
  8. 「地域図書館 幡多山西小も 瀬戸市事業 土、日、祝日開放 6館目」『中日新聞』、2017年10月3日
  9. 瀬戸市立品野台小学校 日建設計
  10. 「全国の先進校舎 文科省が事例集 瀬戸・品野台小など」『中日新聞』、2010年1月31日
  11. 「瀬戸 平成11年に移転開校 品野台小の起工式 総事業費32億円余」『中日新聞』、1997年10月14日
  12. 「瀬戸の品野台小“自前の水田”で児童ら田植え 移転機に新設、初の体験」『中日新聞』、1999年5月29日
  13. 「瀬戸・品野台小 市内で唯一 小学校に登り窯 地場産業楽しく学ぶ」『中日新聞』、2013年10月29日

参考文献

  • 愛知県小中学校校長会『六三制教育二十周年記念 愛知県小中学校誌』愛知県小中学校校長会、1968年
  • 愛知県小中学校校長会『六三制教育三十周年記念 愛知県小中学校誌』愛知県小中学校校長会、1978年
  • 愛知県小中学校校長会『六三制教育五十周年記念 愛知県小中学校誌』愛知県小中学校校長会、1998年
  • 愛知県小中学校校長会『六三制教育七十周年記念 愛知県小中学校誌』愛知県小中学校校長会、2018年

関連項目

外部リンク

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