特定秘密保護法案反対運動

特定秘密保護法案反対運動(とくていひみつほごほうあんはんたいうんどう)とは、日本で成立した特定秘密の保護に関する法律に反対することを目的として行われた反対運動。

2013年12月、防衛と外交に関する行政機関の機密守秘やテロリズム防止措置などを定めた通称「特定秘密保護法案」が国及び国民の安全の確保に資することを目的として日本の国会で成立した。その成立前の同年11月、一部の国会議員、日弁連などを中心とした法案廃止を求める市民集会が東京日比谷で開催された。行政機関における全国各地で多数実施され、都市部ならば数百人規模が集まって行われていることもある[1][2]。

主な運動

「秘密保護法」廃案へ!実行委員会

革労協とみられる団体

革共同・革マル派

中核派

これらの他にも、国会議事堂前に集まって即時廃案を求めるデモなどが行なわれている。

運動に対する意見

賛意

  • 日本共産党委員長の志位和夫は衆議院本会議での強行採決後に記者会見で、「法案の審議が始まりわずか2週間に、これだけたくさんの方が反対の声をあげたのは近年にないことだ。法曹界、学会、メディア界、演劇界、たくさんの方々が澎湃(ほうはい)として今反対の声をあげている。この運動をどれだけ広げられるかに今後のたたかいがかかっている」と述べ、反対運動が広がることに期待をよせた[14]。

批判

  • 自民党幹事長の石破茂は自身の2013年11月29日のブログエントリで、この反対運動について「ただひたすら己の主張を絶叫し、多くの人々の静穏を妨げるような行為は決して世論の共感を呼ぶことはないでしょう。主義主張を実現したければ、民主主義に従って理解者を一人でも増やし、支持の輪を広げるべきなのであって、単なる絶叫戦術はテロ行為とその本質においてあまり変わらないように思われます」と述べ批判した[15][16]。
  • 自民党の西田昌司は「国会の前で太鼓を叩いて抗議しているお祭り騒ぎの人たちは、いろんな団体から駆り出され、日当が出ている」と主張した[17]。

脚注

  1. 国の「情報隠し」許さない 大阪で秘密保護法案反対デモ:朝日新聞デジタル
  2. 秘密保護法案、広島で反対のデモ 奈良や大阪でも予定:朝日新聞デジタル
  3. 「秘密保護法」廃案へ!実行委員会. “11.21大集会に1万人!このチカラで廃案へ!”. 「秘密保護法」廃案へ!実行委員会. 2013年12月5日閲覧。
  4. 田中龍作. “【秘密保護法】 全国14か所で反対集会 83歳男性「戦争になるかもしれない」”. 田中龍作ジャーナル. 2013年12月5日閲覧。
  5. 「秘密保護法」廃案へ!実行委員会. “11.21大集会に1万人!このチカラで廃案へ!”. 「秘密保護法」廃案へ!実行委員会. 2013年12月5日閲覧。
  6. 秘密保護法案:反対集会に1万人 日比谷野音、入りきれず- 毎日jp(毎日新聞)
  7. 時事ドットコム:「情報隠し」反対1万人=秘密保護法案「希代の悪法」-撤回求め集会・東京
  8. J-CASTニュース (2013年12月3日). “秘密保護法潰す奇策「デモで国会封鎖」!? 山本太郎が「60年安保の再現」狙う(1/2)”. J-CASTニュース. 2013年12月5日閲覧。
  9. J-CASTニュース (2013年12月3日). “秘密保護法潰す奇策「デモで国会封鎖」!? 山本太郎が「60年安保の再現」狙う(2/2)”. J-CASTニュース. 2013年12月5日閲覧。
  10. NHK (2013年12月5日). “横田基地ゲリラ事件 報道機関に犯行声明”. NHK. 2013年12月5日閲覧。
  11. NHK (2013年11月29日). “横田基地周辺で爆発音 ゲリラ事件か”. NHK. 2013年12月5日閲覧。
  12. “巨万のデモで国会を包囲せよ 秘密保護法制定を絶対に阻止せよ! 11・26 全学連先頭に安倍政権に反撃 国会・首相官邸前で十時間の激闘”. 革共同・革マル派 (2013年11月26日). 2013年12月5日閲覧。
  13. 前進 (2013年11月27日). “「ストップ!秘密保護法」百万人署名運が集会とデモ”. 中核派. 2013年12月5日閲覧。
  14. 国民多数の「ノー」で廃案へ安倍政権包囲を 志位委員長が記者会見 しんぶん赤旗 2013年11月27日
  15. 沖縄など 石破茂オフィシャルブログ 2013年11月29日付
  16. 「絶叫デモ、テロと変わらぬ」 石破幹事長、ブログで 朝日新聞デジタル 2013年11月30日
  17. 【西田昌司】特定秘密保護法案、民主主義を踏み躙っているのは誰なのか? 日本文化チャンネル桜、2分30秒付近

関連項目

外部リンク

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