琵琶牧々
概要
琵琶が琵琶法師・座頭のすがたに変化じた姿で描かれている。体は人間のようだが、頭部は琵琶であり、目を閉じ杖をついている。石燕による解説文には「玄上牧馬と言へる琵琶はいにしへの名器にしてふしぎたびたびありければ そのぼく馬(牧馬)のびは(琵琶)の転にして ぼくぼくといふにや」とあり、この妖怪の「牧々」という名称は琵琶の名器として知られる「牧馬」から名前がついているとしている。また『徒然草』には「玄上」と「牧馬」が登場する話(70段)があることから、石燕はそこからの発想でこれを描いたものであると考えられている[1]。
室町時代の妖怪絵巻『百鬼夜行絵巻』に描かれている琴の妖怪を引っ張っている琵琶の妖怪がモデルになって描かれたと考えられており[2]、琵琶牧々と同じ見開きには琴古主が掲載されている。
脚注
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