知立団地

知立団地(ちりゅうだんち)は、愛知県知立市にある住宅団地

知立団地
所在地 愛知県知立市
位置 北緯34度59分33.5秒 東経137度03分56.7秒
知立団地集会所
整備主体 日本住宅公団
現在の人口 6,300人(2018年平成30年))
最寄駅 名鉄名古屋本線 牛田駅
知立団地の位置(愛知県内)
知立団地
知立団地 (愛知県)

概要

日本住宅公団が造成し、1966年昭和41年)に入居が開始された。現在は後継のUR都市機構が管理している。

2018年平成30年)時点で人口は約6,300人であるが、日本人の高齢化率は約43%、外国人比率は約40%という、特徴的な人口構造を持つ団地である[1]

外国人の街

自動車産業が盛んな愛知県は全国でも外国人比率が高い都道府県であるが、愛知県のなかでもっとも外国人比率が高い自治体が知立市である[2]2018年(平成30年)5月1日時点で知立市の人口は71,950人であるが、うち約4,500人は外国人であり、約2,500人が知立団地またはその周辺に居住している[2]豊田市保見団地と同様に外国人居住者(特にブラジル人)が多く、治安の悪化や貧困層のブラジル人による売春などが知立市当局による懸念材料となっている。居住者の出身国はブラジルを筆頭として、ペルーフィリピン中国ベトナムなど十数か国に及んでいる[3]

知立団地の入口には安城警察署昭和交番があったが、2015年(平成27年)には安城警察署が昭和交番を廃止しようとして住民との間で問題となった[3]。安城警察署によると昭和交番管内での通報件数は他交番以下であるという[3]。一方で住民は交番の存在が犯罪の抑止力になっているとし、交番の存続を求めた[3]。知立市長や知立市議会議長までもが存続を求める要望書にサインして愛知県警に訴えた[3]2017年(平成29年)には昭和交番が昭和警ら連絡所に移行した。

ニッケイ新聞によれば、知立市の他地区に住む日本人は大きな理由がない限り知立団地に足を踏み入れることはないという。団地内で行われる盆踊りサンバになるなどブラジル人の文化が浸透しており、外国人住民も自治会に参加するなど徐々に他文化交流は進んでいるが、旧来からの日本人住民との融和は依然として課題となっている[4]。知立団地内には1967年(昭和42年)開校の知立市立知立東小学校があるが、特に1997年(平成9年)頃から外国人児童が増え続け、1998年(平成10年)には日本語教室が設置された。2012年(平成24年)には外国人児童の比率が50%を超え、2018年(平成30年)現在では約60%となっている。

ギャラリー

事件

2014年(平成26年)5月14日、知立団地で警察官が58歳の日系ブラジル人に拳銃で撃たれて負傷する殺人未遂事件が起こった。不審な男がいるとの通報を受けた安城警察署の巡査部長が現地に赴いて容疑者に職務質問をしようとしたところ、容疑者は巡査部長の拳銃を奪って2発を発砲し、1発は巡査部長に右腕を貫通した。巡査部長は全治一週間の怪我。容疑者は母国ブラジルでは警察官だったという。[5][6]

交通

脚注

  1. 昭和未来会議について 知立市
  2. 知立市他文化共生推進プラン 知立市
  3. 「宿場町の道標 知立市長選を前に(下)多文化共生の陰で 住民の不安解消先に」中日新聞、2016年11月16日
  4. 愛知県 知立団地での共生の実情 まるで日本の〃東洋街〃 1850戸に2千人の外国人 中島市議「相談増えた」 ニッケイ新聞、2009年8月1日
  5. 「銃奪った男発砲2発 知立の事件 殺人未遂容疑で逮捕 容疑者不可解な言動、住民通報 警官、銃回転部握り3発目阻止」中日新聞、2014年5月15日
  6. 「知立の拳銃強奪発砲 ブラジル人の男起訴 地検支部、傷害罪など」中日新聞、2014年10月2日

外部リンク

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