社会分業論
『社会分業論』(しゃかいぶんぎょうろん、仏: De la division du travail social)とはフランスの社会学者であるエミール・デュルケームによって著された書籍の名称、および提唱された社会学の概念。社会というものは分業が行われるということから発達するということであるが、それと同時に社会的、道徳的にも変化が生じる。この変化というのは社会の人口が増大すると同時に一極集中し、交通手段も発達するものの、従来までの社会の形態であった環節的社会というものが崩壊することとなるということである。企業や労働者においても大きな変化が生じることとなり、職業というのは専門化が進み、労働者個人は次第に個性化され異質化されていくこととなる。このことから従来までの組織に見られていた構成員は斉一されているが故に組織が成り立っていたという形式は減少していくこととなる。社会分業論が発達した社会というのは互いの個性が必要であるが故に組織や人間関係が成り立っているということであり、ここから有機的連帯が作り出されていくこととなる。
関連項目
日本語訳
外部リンク
- 社会分業論 とは - コトバンク
- 鈴木智之「連帯概念と連帯的社会像 : E. デュルケーム『社会分業論』の主題と論理構成をめぐって」『慶応義塾大学大学院社会学研究科紀要 : 社会学心理学教育学』第30巻、慶應義塾大学大学院社会学研究科、1990年、63-71頁、ISSN 0912-456X、CRID 1050564287359521280。
- デュルケームの社会学
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