筌の口温泉

筌の口温泉(うけのくちおんせん)は、大分県玖珠郡九重町(旧国豊後国)にある温泉九重九湯の1つである[1]

筌の口温泉
温泉情報
所在地 大分県玖珠郡九重町
交通 鉄道・バス:久大本線豊後中村駅より九重町コミュニティバス長者原線「筌の口」下車
泉質 炭酸水素塩泉
泉温(摂氏 48.5 °C
宿泊施設数 1
外部リンク 旅館新清館

泉質

温泉街

飯田高原の鳴子川近くに「旅館 新清館」が存在する。かつては川端康成が投宿した「小野屋旅館」[3]もあったが、廃業している[4]

共同浴場は、「筌の口温泉」と「震動の湯(筌の口第2温泉)」の2軒がある。そのうちの「筌の口温泉」は24時間入湯可能であり[4]、湯船に温泉成分が多く付着しているのが特徴である。「震動の湯」は昼頃~夜8時頃までの営業。畳敷きの休憩室もある。

歴史

正保年間(1644年 - 1647年)頃から村人が入浴していたが、1728年享保13年)に田野徳右衛門が湯治小屋を立てたのが温泉としての始まりである。明治時代中期に、大分牧場が創設されたり、千町無田の開拓が行われたり、硫黄山に鉱山が創業したことにより、その関係者等で賑わうようになり、旅館が営業するようになった[5][6]

1952年(昭和27年)には、川端康成がこの地を訪れている。川端は後に九重を舞台とした未完の小説『波千鳥』を残しており、その中でこの地の紅葉や山の眺望を愛でている[7][5][6]

アクセス

脚注

  1. 九重九湯とは、筌の口温泉のほか、壁湯温泉川底温泉龍門温泉湯坪温泉筋湯温泉宝泉寺温泉長者原温泉寒の地獄温泉を指す。
  2. 各種データ 旅館 新清館
  3. 小野屋旅館の一室(筌の口温泉) 川端康成 広報おおいた 1995年8月号
  4. 筌の口温泉 玖珠町商工会
  5. 筌の口温泉 九重町
  6. 筌の口温泉 九重町観光協会
  7. 読売新聞 2009年1月9日13S32面

関連項目

外部リンク

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